初めて訪れた整骨院で先生に会って、一目ぼれをしたあの感覚、

1年たっても、

3年たっても、

結婚しても、

おばーちゃんになっても、

覚えてたいな。

誰もが、少しずつ忘れていく過去を、

誰もが、いつかは死んでいくけど、

それでも、

幸せな一瞬、一瞬を、

その時の感情を、

鮮明に覚えていたい。

たまに、とても不安で眠れない夜があったりするから、

そういうときに思い出せして、

埃がかぶった古いアルバムをそっと取り出すように、

暖かい気持ちになる。

それでもダメな時は、

あたしがもし、仕事をなくしても、

あたしがもし、すごくデブったとしても、

あたしがもし、貧乏になっても、

あたしにマイナスな要素が降りかかっていたとしても、

無条件にあたしを愛してくれる人を思い出すことにしている。

おとーさん、

おかーさん、

おとうと、

天国のおばーちゃん、

地元の幼馴染、

大学の友達、

親友、

そして、

彼、と書きたいところだけど、本当はあんまり自信ない。

だけど彼が逆の立場で考えた時、

彼が、エリカなら自分のこと無条件で愛してくれる、安心だな、

と思ってくれたら、こんな幸せなことはない。