術後はじめての食事
手術から4、5日ほど経過した頃でしょうか
やっと、水を飲めることが許されました。
人間、飲めないと言うものは辛いものです。。
それまでは、飲みたい水を我慢して口をゆすぐだけ。。。
やっとの思うで飲み物を飲めたとしても
コーヒーカップ一杯分が一日に限度です。。
しかも、ゆっくり飲んでくださいとのこと。。
それから、少したってようやく食事がでました!!
でも、流動食!!
スープらしきものと重湯らしきものです。
こんな流動食を30分かけて口で噛んで食べなければイカンのです。。
う~ん、いっきに飲み込みたいだろうな…。
と思い、父の食事風景を見ていました。
ひとまず、食道と小腸は無事につながっているようでした!!
シスプラチン・TS-1・タキソール
現在父は抗癌剤治療(トポテシン)をしていると書きました。
約1ヶ月ほど前から実は治療方針(薬)が変更になり
再度、一週間ほど入院をしました。
腫瘍マーカーは少しづつ上がっています。
今後の治療方針は
シスプラチン・TS-1・タキソールを組み合わせた抗癌剤治療となります。
この3つの抗癌剤治療を受けている人は40人ほどしかいないそうです。
(なかなか、癌の薬は聞きなれない物が多いですね。)
いわゆる、臨床試験の段階の治療となります。
この治療を受けるためには父の同意書が必要となります。
そして、受けられるのかどうなのかと言う審査がありました。
結果、審査は通り現在治療開始中。
3つの抗癌剤を使用すると言うことで
体力の低下やいろいろな副作用が考えられます。
また、1クールが約2ヶ月ということで長いとも感じます。
治療内容としては、シスプラチンを一週間に1度打ちます。
それを2週続けて、その間にTS-1を一日2回服用。
そこから2週間お休みをして
今度はタキソールを一週間に1度打ちます。
こちらも2週続けます。
また、そこでTS-1を服用すると言うものだった気がします。
現在、手元の治療方針の用紙がないので微妙に異なるかもしれませんが…
再度確認してブログにアップしますね。
いずれにせよ、なかなかハードな治療です。
しかし、相変わらず父は元気に競馬へGOです。
また、食欲もあるので家族としては少し安心と言うか。。。
いずれにせよ、父はがんと闘っているのであります。
もちろん!!ネガティブなコメントは一切口にしません。
立ち上がれない。。
回復室に運ばれてから、
2日後に一般の自分の病室へ運ばれました。
もちろん、まだ体は管だらけ。
胃はなくなり、小腸と食道をつないでいるので
当然、まだ食事は出ません。。
水も飲めません。
見ていて、水が飲めないと言うのはかなり辛そうでした。
『手術が終わったら、翌日から歩いて体力を復活させて下さい」
とオクムラ先生には言われたいましたが…
なかなか、起き上がれません。。
小腸と食道をつないだ部分を調べるので、
レントゲン室に行くときも
担当看護士・ヤナギサワさんに歩くように言われも立ち上がれずに…
レントゲン室までは車いすで行きました。
写真の結果、小腸と食道はうまく縫い合わさってるとの事でした。。
そりゃそうだ!!出血発見して、これでうまく縫い合わさってなかったら
どうかと思う。。。
体力つけるために歩くのがよいのですが。
しかし、父はなかなか歩く事ができずにいました。
ベッドで座ってるのがやっとだった気がします。