スーパーポジティブ!がん患者 -3ページ目

手術当日

わびしい夕食を済ませて手術日をむかえました!!

当日は、鼻からチューブを入れたり、点滴したりと体中チューブだらけ。。

どうやら、鼻からチューブを入れるのは手こずったようでした。


そして!!いよいよ、手術室へ運ばれていきました。

ベッドで搬送される時に私は気のきいた言葉をかけられなかったような気がします。

そうこしていたら、父は手術室へと運ばれました。


午後1時から手術開始です。。

オクムラ先生からは『夕方までに手術が終わってしまえばがんは

とりきれなかった事だと思って下さいとの事』


がんがとれなかったらショックだろうな。。

と思いながら、ただ、ただ待合室で先生に呼ばれるの待つだけでした。。


そして、この時に私はこれから

これからいろんな意味で長い長い戦いになるとは予想していませんでした。

手術まで

手術説明も終わり、後は手術を待つだけです。

しかし、オクムラ先生の説明を終えただけで

まだ、まだ、麻酔医の説明、

看護士さんからの当日の流れ

術後のリハビリの方法

など、など。

説明を受けることは、たくさんありました!


手術が近くなるにつれて…

食事の量が減っていきました。

通常の人の半分の量です。

父は食べる事が大好きなので

見ていて、少しかわいそうだったような。。。


そして、手術の前日になりました~

とにかく、早くガンをとって超人的な体力で家に帰りたい!!

そのためには、手術を頑張らなければ!!

ひたすら、前向きにガンがとれることを信じて戦い抜くしかありません。

父も家族一同も後ろ向きな事は考えずに、

進むしかないのです~


と言うけで、手術の前日。

夕飯はコーンスープとおやつにバランス栄養食クッキーを渡されました。

手術前だって言うのに、なんてわびしい夕飯。

しかし、手術するために消化器はすべて空にしておけなければいけないので。。

そして、翌日の手術にむけて気合を入れるのでした!!



手術説明

過酷なリンパ転移の話も終わり

私達一同は父の病室へ戻りました。

すると父は、


『遅いじゃないか!夕方には先生に話しを聞くことなっているのに

こんな時間まで何してたんだ!』

と少々ご立腹(`Δ´)

とは言っても、リンパに転移してる話を聞いていたとは言えずに…

一同、怒られぱっなし。。


そして、夕飯を食べた後にオクムラ先生の所へ、再び行きました。

もちろん今度は父もいます。

打ち合わせ通り、手術の説明と万が一お腹をあけてみて

転移していたら、『抗癌剤治療に変更します』

さらりと先生は父に説明しました。


父も納得して手術の説明終了。

ちなみに、胃全摘手術ですが、なくなった胃の部分は

どのようになるかと言うと

食道と小腸をつなぎます。当然食べ物を貯めておく胃はなくなるので、

よく食べ物を噛む事が重要になってきます。

消化する役目の胃はないのでよく噛むことが大切なのですね。


胃を摘出しても食事は取れるって不思議ですよね。

これから胃を全摘することは大変だと手術後まもなく

おもいしらされるのですが。。