長女が、高校受験。
保護者会、三者面談、などなど。

自分のときはどうだったかなぁ、と思い出すことたびたび。

私は、「大きくなったら○○になりた〜い!」と無邪気に話す子どもではなかった。
考えても、何になりたいのかわからなかった。

お花屋さんになりたい
ケーキ屋さんになりたい
お嫁さんになりたい

嬉しそうに話す他の子が、不思議だった。
でも、羨ましいとは思わなかった。

今思えば、わたしは少し変わった子どもだったのかもしれない。女子グループでおしゃべりするのが苦手。みんなでトイレに行くのもいや。好きなアイドルについて盛り上がる女子中学生にはついていけなかった。

小学校の頃、クラブ活動というものがあって、四年生になると、一年間ずつ決まったクラブ活動を週一回やるようになっていた。

わたしは、手芸クラブ、彫刻クラブ、(あとひとつが思い出せない)を経験した。
彫刻クラブで、直方体の石から彫りおこし、人形を作ったことがあった。
その時、「わたし、彫刻家になりたい!」と思って、うちに帰ってから母に伝えると「何言ってるの!そんなので生活していけないでしょう!」と全否定された悲しい記憶がある。
私の記憶では、全否定だ。(今度母に確認してみたい。)

それからは、また将来の夢は見つからなかった。ずっと、ずっと。
なんとなく看護学校に行き、看護師になる自信がなくて、保健師の学校進学。
そして。なんとなく保健師として働き始めた。
4年間働いて、結婚退職。

そして、妊娠出産育児家事。
末っ子が、幼稚園の年長さんになった春。
ふと目にとまった広告。【四柱推命初心者講座】。
そして、いまは、四柱推命のプロを目指して勉強中だ。

うちの子たちは、将来の夢がいくつか、あるみたい。なんだか少しホッとしている私。
なんで?(笑)