石井の告白を断ってからしばらくして
三人で会う事が少なくなりました。


何故か石井と二人で遊ぶ事が増え
そこに美香ちゃんが参加する事は少なくなり
通信制の奴らにも


「二人は付き合ってるの?」


などと聞かれる様になった。


俺は最初


「石井が美香ちゃんに俺と会わない様に言ってるのかな?」


とか


「これまでは石井が美香ちゃんに頼んで俺を誘い
3人で遊んでて俺が石井を振った事で
用は無くなったと思ったのかな」


などと考えてました。


しかしある日石井から


「美香彼氏が出来たんだよ」


と言われた。


最初は石井が嘘をついたのかと思った。


俺は美香ちゃんに電話をし


「話したい事がある」


と話した。


「実はさ 初めて教室で出会った時から美香ちゃんの事が
好きだったんだ」


と俺は言った。


実際のところは彼氏の存在を聞かされ
嫉妬をしただけだったのかも知れない。


美香ちゃんは


「えっ? 私花山君は幸の事が好きだと思ってた・・・」


とビックリしていた。


石井は俺に告白した事もフラれた事も美香ちゃんには
言ってなかったのだ。


「いや 石井はただの友達としてしか思ってないよ」


と言う俺に


「そうだったんだ・・・

もっと早く言ってくれれば・・・

私彼氏が出来たんだ」


と美香ちゃんは言った。


「そっか 彼氏の事好きなんでしょ?」


「うん」


その言葉を聞き


「わかった これからも友達としてよろしく

おめでとう」


と言った。


プライドの高い俺はショックで落ち込む姿を
好きな相手にも見せたくなかった。


また好きだからこそ友達としてでも繋がってたかった。


そして何より折角出来た女友達を失いたくかった。


こうして生まれて初めて告白をして失恋をした。