次の日家の電話が鳴り母親が



「佐藤さんから電話よ~」



と言われた。




誰だか分からず



「変な業者かな?」



なんて思いながらも電話に出た。




この頃ってよく個人名で電話を掛けてきては



「○○が当たりました~」



なんて言う詐欺業者が多かったんです^^;




「もしもし?」



「あっ 花山さんですか? 美香ですけど」



なんと電話の主は美香だったのです。




「あ~ 美香ちゃんか 昨日はありがとう」



「こちらこそありがとうございます 今日何してますか?」



「いや 何もしてないけど」



「そうですか もし良ければ今幸(石井)と一緒なんですけど

遊べたら嬉しいなと思って」



「えっ? ほんと? 俺の方は全然大丈夫だけど」



「そうですか~ じゃ 私達が○○(俺の住んでる最寄駅)まで行くので

遊んで下さい」



電話が終わりしばらく呆然とした。




「夢じゃないよな~」



そう思ってからはワクワク感より緊張が溢れ出してきた。




女の子二人と遊ぶなんて俺の人生には無いんじゃないかと思ってたから

なんとも言えない気持ちだった。