中学は毎年クラス替えがあり一瞬
「これで地獄の様な日々から抜け出せる」
と思ったがクラスが決まる日一人の女子が
「花山は何組?」
と聞いてきてそれに答えると大きな声で
「9組だって~ 良かった~ 私同じクラスじゃなくて」
と言いそれを聞いたクラスメイトが
「あ~~ 私同じクラス」
「ほんと?? ○○ちゃん可哀想」
とかって感じで騒ぎだした。
誰も可哀想なんかじゃなく可哀想なのは俺だけだった。
二年の頃はとにかく目立たない様にって感じで
なるべく人との交流を避けた。
たまに辛くなり学校を休んだが続けて休む事はせず
なんとか一年間を乗り切った。
途中何度か恋をした。
しかしそれは一方的に見てるだけの恋で
思いを伝える事はしなかった。
伝える事でまた騒がれ相手を傷つける事は嫌だったし
何より目立たずやってる中何かで波風を立てたくなかった。
恋をしてはその子とデートしたりその子に思いを伝える事を
勝手に妄想し自分を満足させる。
そんな暗い一年間を過ごしていた。