中学に入り初めて制服と言うものを着て
なんだか妙に大人になった気がした。
ほんとは野球部に入りたかったんですけど坊主になるのが嫌で
テニス部に入った。
何人か仲の良い友達が出来たがその中でも
佐々木と瀬島と言う二人が部活も一緒と言う事で
特に仲良くなった。
そんなある日坂本と言う女が
「花山~(俺の仮の苗字) 私の靴投げたでしょ?!」
と怒鳴りこんできた。
これ俺の記憶が正しければ確か佐々木が投げたもので
俺は投げてなかった。
「俺じゃね~よ」
「嘘つき!」
「はっ? 嘘なんてついてね~よ 勝手に勘違いするなよ バカ」
ほんとにやってなかったので腹が立ちそう怒鳴った。
ここでこんな事件が無かったら俺の人生変わってた気がするな~。
この坂本って言う女俺は知らなかったけど不良の友達が多く
次の休み時間俺はその不良達に囲まれていた。。。
その時は
「俺はほんとに投げてない」
と主張してその場を乗り切ったが
それから毎日不良達は坂本と話しにうちのクラスに来ては
俺の方をチラチラ見ては威嚇してきた。
不良に目をつけられてる俺には誰も寄らなくなり
次第に俺はクラスの中での嫌われ者になっていた。
さすがに張本人の佐々木は嫌ったりする事はなかったが
クラスでは全く話さず部活と部活の帰りだけは話した。
そして俺なりに思った防御の姿勢と言うのが
「歯向かわずしかし弱音は見せず」
と言うものだった。
全てとは言わないが大体いじめに遭うのは
生意気な奴かよわよわしい奴。
歯向かう事は怖くて出来なかったから良いとして
毎日睨みを効かせられてる状態の中気にしないフリをするのは
辛い事だった。
気にし過ぎ無くても
「なめられてる」
と向こうは感じるだろうしだからと言って恐れ過ぎると
一気に責められる。
毎日学校を休みたい気分に襲われたが
ここで連続で休んでしまうともう学校に行けない気がしたし
そういうのを親に見せるのが恥ずかしい気がしていた。
小学校の時
「中学に入ったら仲良くしようね」
と約束した高橋も俺を避ける様になった。