新発田市で見つけたキラキラの鉱物です。
花崗岩地帯のある岩の晶洞から見つかったものです。
最初は、てっきり水晶の晶洞か!?と思って
ドキドキして穴を覗いたのですが、
水晶は入っておらず、このきらきらの鉱物が、
晶洞の内側の壁にびっしりと付いていました。
最初は、なんだろう?と思っていたのですが、
採集後、釘で ギギギっ とやると傷が付きましたので、
硬度は4~5くらいです。
特徴的なのは、平行四辺形あるいはひし形が見えます。
そして、この石が見つかった周辺は、
大量の石灰岩を採掘している地域。
少しキラキラしているので、
ドロマイト(苦灰石)だと思うのですが、
方解石かもしれません。
今のわたしには同定ができません(´ω`;)
もっと勉強せねばですね!
ちなみにこの石ころの裏側は、
キラキラの結晶質の石灰岩(大理石)のようです。
よく見ると、そこに小さな黄銅鉱や黄鉄鉱が見えます。
おそらく、石灰岩に花崗岩マグマが貫入して反応してできた
「スカルン」と呼ばれる鉱床の代表が、
この1個の石ころなのかもしれません(ノ▽〃)
■追記(8/24)
平行四辺形なのは「正長石」、
裏のキラキラなのは「加水雲母」と教えていただきました(^-^)
ありがとうございます!
花崗岩地帯ですので、はじめは、長石かな?と思ったのですが、
晶洞に水晶が見られなかったため、違う?と選択肢から外していたみたいです(^^;;)
■さらに追記
熱した塩酸で泡を出したので、苦灰石だと思います。


