先週の土日は京都へ行ってきた
初対面で気後れしないようにと
お母様は日帰りだったけど一緒に来てくれた
口の聞けない私に変わって今の私のことを簡単に説明してくれた
原因はなんだったのかなんてことには全く触れず
今のことだけを・・・
そして先生もそういうことには最後まで触れなかった
これが大人の対応というものなんだろう
心遣いが優しくてありがたい
さすが女子大の准教授という地位に相応しく
第一印象は凛とした佇まいに気後れしそうだったが
お母様と話しているとまるで同窓会のように楽しそうな雰囲気で
時折、お互いに冗談を言っては大笑いしていて
そんな様子を見ていたら私の緊張もかなり和んだ
筆談での話し合いは思うように気持ちを伝えきれないこともあったが
先生はとても穏やかでゆったりしていて
私が焦らないように
言いたいことがきちんと言えるように
辛抱強く待ってくれた
お母様は夕方の新幹線で帰ってしまったが
帰りがけ急に無口になったお母様に
『たまきさんといるとやっぱり娘のことを思い出すわ』と言われた
そうやって言ってくれるのはこれで二回目…
どういうところが?と聞こうと思ったが
無粋な質問すぎてやめた
きっと容姿が似ているわけではない
寡黙だったところや背格好なんだろう
それでも、たったそれだけのことでも嬉しかった
二日目は私一人だったから、また挙動不審でカチカチだった
先生が担当していた施設を何件か訪問した
その後、障害者を持つ家族の人の話しも聞くことができた
二日間、駆け足で過ぎてしまったけど
訪問先の出来事やいろいろな出会い
何もしていなければ全く知らない世界、知らない人々
今の自分にとっては実りがあり過ぎぐらいな二日間だった
こんな素敵な機会を与えてくれたお母様や先生に
感謝の気持ちでいっぱい
いつの日かこの教員免許が使えることがあるかもしれない
『今は試練なんかじゃないよ。
それも一つの経験なだけ・・・
何十年か経って、昔を思い返した時
何もなかったら今を思い出すことはないかもしれない
今、キミにとって大切な何かがあるから
それを思い出すためにいろんな経験をしているんだよ』
すべては思い出せないけど
こんなあたたかい言葉を頂いた
がんばろう
これからは下を向かずがんばろう
きっとこれは私の個性なんだから・・・