今日はバイトの面接に行ってきた
面接を受ける前に履歴書を出して
一応、喋れないということを承知の上で面接してくれた
でもこういう場でどうして喋れなくなったのかと聞かれるとは思わなかった
正直にすべて話すのがいいのか
あいまいに答えればいいのか迷った
どちらを話してもきっと答えに大差はないだろう
実のところ正直に答えるつもりはなかった
もしかしたら不採用になることだってあるんだし・・・
どこから噂というものが広がるかもわからない
自分に関することならあるがままに言ってもかまわないと彼は言った
でも私が言わないとわかっていたから言えた言葉だろう
きっと今なら反応は違うはずだ
正直に何もかも晒すことがいい事ばかりだとは限らない
最後に一番傷つくのは自分だし後悔しか残らない
とお母様に言われた
半分脅しのような私の言葉にも
何も怯むところもなく理路整然とした態度で叱責された
そして他人を思いやる心
大切な人を見えないところで守る強さを教えられた
何も知らない人だったけどこの人には敵わないと思った
面接のホンの短い時間にもかかわらず
あの頃のことが一気に頭を駆け巡った
筆談というのはこういう時に便利なもので
動揺は微塵も感じさせない
用意してきたような答えをすらすらと書き綴っておしまいにした
受かるかどうかはわからないけど
こういうチャンスがあっただけでもよかった
今日は忙しかったから夕飯は冷蔵庫の中にあったもので
野菜炒めとほうれん草と豚肉のソテー

