おばあちゃんにはたくさんの手土産を持たされた


喋れない私に気を使うこともなく


ずっと変わらない態度でいてくれたことがやっぱり嬉しい



母の日用にとお母さんの分まで持たされたけど


実家には寄りたくなかったから


駅まで来てもらって手渡した



きっともう大丈夫だよって言ってくれたけど


大丈夫とかそういう問題じゃないんだよ


私が父親を許せない以上、今は顔を合わせたくないだけ



いつか父を許せる日がきたら誰に言われることもなく


自分から帰るから・・・






母の日は日ごろのありがとうという感謝の気持ちを伝えることが


一番なんだと思う


言葉にするのが恥ずかしいから、一番簡単でわかりやすい


プレゼントを贈るんだろう


一緒にいたら何かお手伝いをすればきっと喜んでくれる


昔から母はプレゼントよりもそういうことを一番嬉しがってくれた


だから今年はごめんなさい


そばで何も手伝えなくて、何もしてあげられなくて・・・


だからプレゼントに心を込めたよ






彼はお母様に素直に「ありがとう」が言えただろうか・・・


別にお世話になってはいないからと思っているのかもしれないし


本当の親じゃないからなんて薄情なことを思っていないだろうか



お母様は彼が知らないところでずっと彼を支えていたことを・・・


そしていつでも彼の盾にも壁にもなってくれることを・・・



血のつながりがなんだっていうのだろう


お母様を見ているとそんなことはどうでもよくなってしまう



私に手を差し伸べてくれたのもすべては彼のため


私が堕ちてぐだぐだになって彼に愚行を働かないため


見境なくいろいろなことを世間に晒したりしないため



そのためには彼に何かを言うのではなく


私にすべての良し悪しをきちんと悟らせたうえで


もう一度スタートラインに立たせるために


しっかりと立ち直らせるのが一番賢明だと判断したんだろう



母性の強い愛情なんだろうなぁ


私と彼が諍いを起こしたり、私が彼を貶めるようなことをしたら


お母様はきっと無条件で彼の味方になるだろう




私がどんなにがんばっても超えられない壁・・・


それが少し羨ましい



だからこそ「母親」として大切に思ってほしい