文字を書くのが好きだ


だから筆談もそんなに苦にはならない


手紙や文章を書くのも好き


きっとアナログ人間なんだろう



送られることのない彼宛に書いた手紙も十数通たまってしまった


伝えたくても伝えることができない言葉がどんどんたまって苦しくなると手紙に綴った


そうして気持ちを飲み込んできた



でも今はそれもなくなった


たぶん好きという気持ちは以前と全く変わってはいない


ただの一方通行ならまだよかったのかもしれない


私の場合は拒否されてしまったからどうしようもない


宙ぶらりんの心は寂しい


そして悲しい


受け入れてもらえないことがわかっているのに


向き合っていくのは辛すぎる


だから諦めようと思った




今はもう彼の幸せだけを願おうと思っている


自分がそんな気持ちになれるまでにはたくさんの時間が必要だった


さまざまな葛藤や紆余曲折もあった


自分を傷つけたこともあった


一番どん底で一番クズでどうしようもなく最低な自分だった時にお母様に出会った



あの時、お母様に声をかけてもらって手を差し伸べてもらえていなければ


本当にダメな人間に成り下がっていただろう


あの場所でずっとうずくまったまま


きっと一歩も動けなくなっていただろう


今こうして前を見て一歩踏み出せるようになったのは


お母様のおかげだと思っている




彼のことをあれほど気にかけて心から信頼できるのはなぜなんだろう


ダメなところもいいところもいっぱい知っていてそれでも彼が大好きだという


母性なんだろうけどお母様の愛情はすごく大きい


彼だけではなく、あの人のお友だちのこともみんなみんな愛している


愛情に限界なんてないのよって言いながら


自分の周りの人をみんな守って大きな愛情で包んでいる


だからきっとみんなに愛されるんだろう



そんなお母様が羨ましくもあり、眩しくもあった・・・