ひとり暮らしに憧れもあったし、いつかは・・・なんて思っていたけど


今まではその必要性も感じていなかったから


ずっと親元を離れず、実家暮らしだったけど


春からは思い切って一人暮らしをすることになった




大学の時でさえ都内まで電車で通ったものだけど


あの頃と今とではいろんな状況が違いすぎる



両親に相談すればきっと鼻から反対されることはわかっている


父親は私のことが嫌いだ


恥だとさえ思っている


そんな父親と毎日、顔を合わせるのも辛かった


一日も早く家を出たいと思っていた





とりあえず、一番最初にお姉ちゃんに相談した


いつもどんな時でも味方であり一番の理解者だった


父親に対しても一歩も引くことなく話ができる唯一の存在だから・・・


反対はしないまでも諸手をあげて賛成してくれるわけじゃなかった


学校に通いながら一人暮らしともなると先立つものも必要になる


きっとバイトも見つからないかもしれない


そうなった時、どうやって生活するのかと・・・


一人暮らしで何かあった時、助けを呼びたくても近くにいないと


助けることもできないんだよっと・・・



それも重々承知のことだった


それでも私が学校に行くために真剣に勉強していたことや


教職に進む道を断念せざるを得なかったことも


全部わかっているから


新たに見つけた未来の夢を諦めない限り応援すると言ってくれた


自分の力で歩もうとすることを憚るようなことはしないし


二年間、毎月5万円だけ出してあげるから


足りない分は自分で何とかしなさいって・・・



教師のお給料がそんなにすごく多いわけじゃないのに


そんな申し出をしてくれたお姉ちゃんに心から感謝したい



その日はなんか胸がいっぱいでもうそれ以上何も考えられなかった


やっぱり私は誰かに迷惑をかけてばかりいるんだと思うと


やり切れない気持ちで苦しくなった



学校のこと、これからの生活のこと


本当にいろいろと悩んだ


お母様はお金のことは誰にも言う必要はないと言ってくれた


家族に言えば、きっと反対されて道は閉ざされてしまうからって


自分も誰にも言わないから、私には自分のお金で学校に行くと言えばいいと・・・



それが良いことなのか悪いことなのか


正直、わからなかった


だからこそ本当は相談したい人がいた


でもできなかった



合格通知を手にして、もう戻れないって思った


親を欺いているのかもしれない


でも自分で決めたんだから後戻りはしない


誰が読むともわからないここでこうやって吐き出すことだけで


少しだけ楽になっている気がする



お母様と知り合って少しずつだけど


未来が開けたような気がする


むりやりじゃなく背中をそっと押してくれるような


そんな心地よさもある



何歳になってもどんな状況でも勇気とやる気さえあれば


どんなことでもできるんだからって教えてくれた



私が家のことや父親との確執で悩んでいた時も


いろんな助言をしてくれた



ホンの数か月前までは全くの赤の他人で


私の存在だって知らなかった人なのに・・・



いつか、いつか絶対に恩返しするから。。。