今の私は貯金を切り崩すだけで経済的に全く独立できていない
定職についていないと銀行の融資も受けられない
大学まで出してもらったのに定年前の父親に
今さらもう一度学校に行きたいからって頼むこともできないし
きっとそんな金額を出してもらえるわけもない
言葉が話せなくても耳は全く異常はない
たいしたことはないと思っていたけど
仕事の壁は厚かった・・・
教職免許以外持っていない私に就職できるようなところはない
話せなくてもできる仕事は資格がないと就けなかった
資格、資格・・・
手話通訳者になりたい
国家試験の資格を取得するには公的な学校に入るしかなかった
その時点で半ば諦めかけていた
そんな話しをお母様にすると
勉強は何歳になってもできること
自分も結婚してから資格を取ったことを話してくれた
どうしてそこまで私に肩入れしてくれるのかわからない
出会った頃からずっとずっと不思議だった
なんで私なんかに優しくしてくれるんだろう
どうしてこんなにも気にかけてくれるんだろうって・・・
そしたら姿形などは違うけど背格好や髪の毛、傍にいる時の雰囲気が
娘さんによく似てるんだって・・・
意地っ張りで頑固でいい子ちゃんぶらないところと
あとなんだっけ?
一途なところとすごく不器用なところって言ってたっけ・・・
一緒にいると娘さんをすごく感じられるって・・・
それからはお母様の動きは驚くほど早かった
ネットで専門学校の資料を取り寄せてくれて
金額もすべて調べてくれた
入学金、授業料、施設費、実習費、教科書代
すべて合算すると2年間で200万は下らない・・・
やっぱり現実は厳しいと諦めようと思った
お金さえあれば、未来が開けるというのなら
じゃあ、まずそれを解決しましょうって
それをクリアしたら、次を考えましょうって・・・
お金は貸すわけじゃない
人から借りたとなると肩身も狭いし、自分自身も窮屈な思いをするし
対等な関係じゃなくなるから
あくまでも足長おじさん的な援助だと・・・
経済的に余裕があるからそんなことが言えるんだろうなぁと
穿った見方をしたこともあったけど
今は素直に受け入れたいと思うし、いつか恩返しができればいいと思う