西川さんの情報によると寺下さんは何人かの女の子に告白されており、
①同じ職場の例の後輩
②私
③本店のバイトの女の子
④店の横にある中華屋「蓬莱」のお姉ちゃん
⑤寺下さんの近所のおさななじみの高校生
の5人だ
・・・・・言葉がない、何で今なの?
まさに寺下さんは「モテキ」真っ盛り
⑤の女の子は、以前店に食べに来ていてサーフィン仲間らしく日焼けした可愛い子だった
競馬じゃないけど私は⑤が有力かと思われた
私はもう諦めていた
ある日、寺下さんに言われたのだ
「○○さんは、うちの姉に似てますわ」・・・・と
そしてどのくらい経ったか
寺下さんが選んだのは・・・・①店の後輩、背の低い可愛い雰囲気の子でした
そうなったか・・・
でも仕事も日常も同じように時は流れていった
寺下さんとも今までと同じように話をしていた
ただ、寺下さんと後輩は朝、同じ時間に店に入る
そして私はランチの時はホールを任されていたので
厨房で楽しそうに仕事をしている2人がカウンター越しにいやでも目に入ってしまう
そして後輩が早上がりで寺下さんが休みの日、デートの待ち合わせをなぜに店でするのか?
寺下さんは黒のレザーのハーフコートを着て大人っぽくて私はドキッとした
それがつらいと言う事はまだ未練があったということか?
それを察するように一緒にホールをしてた1歳上の堀田さんというお姉さんは
私の話を色々聞いてくれ、西川さんも私を笑わしてくれ、
仲間と呼んでいい仲になった
どのくらい経ったか?
私のマンションに当時バイトに来ていた大学生のオーナーの息子(私の2こ下)が、夜、やってきた
彼は緊張した様子で私に付き合ってほしいといってくれた
決してかっこよくない、どこか頼りない、でも当時で言えば今の子らしいギャグがさえる
顔でいえば北の国からの純君のような、そして優しすぎるそんな彼だった
一晩考えさせて(決断、はやっ!)というと彼はにこっとして帰っていった
本当に一晩で決めてあっさりと付き合うことにした
それから一晩で決めた恋愛といっていいのか分からないものが7年続くことになろうとは
私は彼の優しさというベッドに甘え、わがままでいやな女になっていたかもしれない
彼は困惑、恋愛とは何かなどと考えていたかもしれない
スガシカオさんのアルバムPARADEの中の「斜陽」を聞くと彼との恋愛を思い出す