駅の火災報知器は誤報で、私は気を持ち直し、後輩に
「私はいかない」と言ってその子とわかれた
後日、今度は私が寺下さんの部屋に呼ばれ、私はきっとしっぽを振って行ったんだと思う
でもそこには本店と呼ばれていた喫茶店の店長も一緒だった
店長と言ってもこれまた若くて私の1歳上だったと思う
部屋について覚えてるのはビールを飲みながら部屋、きれいにしてるなということ
そして音楽好きの店長の尊敬する泉谷しげるの話を延々と聞かされ
あとは私がスリムのジーンズより普通のジーンズのほうが似合うよと寺下さんに言われたこと
それと寺下さんは中学の時、付き合ってた子がいてアレをしてしまったけどこんな自分だけどといいのかと
別に明治、昭和の女性じゃないんだし私はかまわないと言った
ここで思ったのはその密室に男2人、女1人というシチュエーションだ
朝までいたけど語り明かしたのか、はたまたどうやって寝たのか覚えていない
でも今、娘をもつ母になった私としては娘が大きくなってそんな場面にいたとしたら
「こら!なんて所にいるの!」と思ってしまうだろう
・・・・が、その当時の私はそんな事まったく考える由もなく
そしてそんなことも起こらない私の女としての魅力のなさ加減にもほどがあるけど
何週間か経った
一緒に働いてる情報をよく知ってる西川さんという男の社員から
寺下さんが今すごい状況にたっていることを知らされた
まだつづく