「何でうちにはお父さんがいないの?」

っていつ言われるかなと、娘を産む前からずっと心配していた。

3歳になっても娘は「パパは?」と聞くことがない。

パパがいないことをどう思っているのだろうか?

ずっと気になっていたこと。

娘が言ってくるまではと先延ばしにしていたこと。

今日、その私たちの微妙な均衡が崩れた。

娘が初めて反抗した。

「まゆお風呂入るよー。」

いつもなら「はーい!」と返事をする娘。

娘はいつも基本的にニコニコ何でも前向きいわゆる《やりやすい子》。

なのに今日は、

「嫌。入らない。」

との返事。

これが反抗期?と思い、

「そう、入らないのね。じゃあママ一人で入ってきまーす!」とにこやかにお風呂に入ると、

「ママー!まゆも入るよー!」と泣きじゃくる。

「えー?入るの?しょうがないなぁ。」とシメシメとにやける私。

だけどここから娘泣き止まない。

こんな娘は見たことがない。

お風呂場でだんだん険悪になる私たち2人。

娘がヒクッヒクッと少し落ち着いた時に、

「まゆ、聞きなさい。まゆにはお父さんがいないの。普通の家とはちょっと違うの。お母さんとまゆは2人だけなの。だから仲良く楽しく暮らしていきたいの。」

と口走っていた。

自分で何言っているのか分からない。

大切なことだから、よく考えてから伝えようと思っていたことを感情的に伝えてしまった。


「知ってるよ。」

と娘。

「まゆはママがだいすきだからお父さんはいらないの~。」

と泣きじゃくりながら抱きついてきた。

そうか、知っていたけど娘は言わないでいたのか。

賢い娘。

バカな母親。




お風呂から上がり、R1を飲むのが私たちの日課。

「あーるわん飲んだら落ち着いたわ。ははっ。」

と恥ずかしそうに笑う娘。

「これからは本当に悲しい時に泣くね。あと転んで痛い時とか。」

「いつでも泣いていいんだよ。泣きたい時が泣く時だから。だからまゆが痛い時とか辛い時はお母さんにすぐにいいなさい。お母さんも泣きたい時はまゆに言うから。」

何かよく分からないけど、この笑顔を消さないように頑張ろう。

2人で頑張ろう。

私たちは2人しかいないって、言葉にだしてみると楽になれた。

これからが大変なんだけど。

わたしと娘なら大丈夫なような気がする。

娘は強い。

だからやっぱり私がもっと強くならないと。








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