読書記録 100冊達成!

 

これからもコツコツと続けていきます。^^

 

 

 

読書記録(100)

手紙 / 東野 圭吾著

 

 

(データベースより 紹介引用)     

 

 

武島剛志と直貴は二人きりの兄弟だった。
弟の大学進学のための金がほしくて剛志は空き巣に入り強盗殺人の罪を犯してしまう。

 

服役中の剛志から直貴のもとには獄中から月に一度、手紙が届く。
しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに

「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる。

 

ある職場で疑いをかけられ倉庫に異動させられた直貴のもとに現れた男性は

「差別はね、当然なんだよ」と静かに言うのだった――。

 

年月が流れ家族を持った直貴はついにある決意をする。
人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。

 

(引用終了)

 

 

東野圭吾さんのベストセラー作品!

ずっと気になっていました。

 

やっと読みました。

 

 

映画化もされていますが、映画はまだ観ていません。

まずは原作を読みたいと思いました。

 

 

登場人物のそれぞれの立場で、それぞれの思いがあり、

とても考えさせられるものがありました。

 

 

仲の良かった兄弟が兄の犯した罪によって関係性が変わっていく

 

 

犯罪者、犯罪者の家族・・・

被害者、被害者の家族・・・

 

そして、そこに関わる周りの人たち・・・

 

 

小説の世界だけでなく、

実際にもその立場に置かれている人たちが存在することを

忘れてはいけないと感じました。

 

 

人は社会の中で人と関わりながら生きていく・・・

 

だからこそ

 
きょうだいとは?
家族とは?
 
大切な事とは?
 
と、いろいろと考えさせられました。
 

 

社長の「差別はなくならない」の言葉・・・

そして、その先に続くメッセージの内容に感慨深いものを感じました。

 

 

物語の最後・・・とにかく涙が止まりませんでした。

 

読んでよかったです。

 

 

東野 圭吾さんの作品ってやっぱりすごいな。