産経新聞に連載されていた、早稲田大学教育学部准教授 石原剛先生の記事を。
「早いもので3月末、卒業式の季節だ。 華やかな装いの卒業生で大学のキャンパスがにぎわう。一方、米国の大学では卒業式は普通5月。時期は違うが、日本と同じく米国の卒業式も大いに盛り上がる。
日米で特に違うのが卒業生の装い。女子は和装、男子はスーツといった服装が日本では目につくが、米国の卒業生は角帽にガウンといったいでたちが多い。映画などでもおなじみの、いわゆるacademik
regaliaと呼ばれる学者風の装いだ。
あの角帽の名はmortarboard。 面白い呼び名だ。 mortar(モルタル)とboard(板)、つまり大工さんがモルタルを塗るときに使う「こて板」の意味だ。 帽子の上に確かに四角い板を載せたような独特の形は「こて板」によく似ている。
また、この角帽にはtasselと呼ばれる「房」が付いているが、この房が卒業式で大切な意味を持つことがある。 それが”turning the tassel" と呼ばれる、房を帽子の右側から左側(またはその反対)に動かす儀式だ。 由来はよく分からないが、この儀式を最後に行って、晴れて卒業となる大学も多い。
ただし、帽子の房を動かすように「右から左へ」と簡単に米国の大学を卒業できると思ったら大間違い。卒業はとても大変なのが普通。しかし、だからこそ卒業ともなればその喜びもひとしお。
そのことは、何よりも達成感に満ちた卒業生たちの表情が物語っている。
みなさんの門出を祝して bon voyage!
カフー・アラシミソーリ
「早いもので3月末、卒業式の季節だ。 華やかな装いの卒業生で大学のキャンパスがにぎわう。一方、米国の大学では卒業式は普通5月。時期は違うが、日本と同じく米国の卒業式も大いに盛り上がる。
日米で特に違うのが卒業生の装い。女子は和装、男子はスーツといった服装が日本では目につくが、米国の卒業生は角帽にガウンといったいでたちが多い。映画などでもおなじみの、いわゆるacademik
regaliaと呼ばれる学者風の装いだ。
あの角帽の名はmortarboard。 面白い呼び名だ。 mortar(モルタル)とboard(板)、つまり大工さんがモルタルを塗るときに使う「こて板」の意味だ。 帽子の上に確かに四角い板を載せたような独特の形は「こて板」によく似ている。
また、この角帽にはtasselと呼ばれる「房」が付いているが、この房が卒業式で大切な意味を持つことがある。 それが”turning the tassel" と呼ばれる、房を帽子の右側から左側(またはその反対)に動かす儀式だ。 由来はよく分からないが、この儀式を最後に行って、晴れて卒業となる大学も多い。
ただし、帽子の房を動かすように「右から左へ」と簡単に米国の大学を卒業できると思ったら大間違い。卒業はとても大変なのが普通。しかし、だからこそ卒業ともなればその喜びもひとしお。
そのことは、何よりも達成感に満ちた卒業生たちの表情が物語っている。
みなさんの門出を祝して bon voyage!
カフー・アラシミソーリ
