みなさん、こんにちは。

 

2024年の自民党総裁選、岸田首相が不出馬を表明したことで一気に注目が集まり、なんと9人もの候補が立候補しています!9名の立候補者はそれぞれ政策やリーダーシップスタイルが違っていて、討論会では憲法改正、経済対策、地方振興といったテーマが中心です。

 

 

連日テレビやネットで討論会の様子が放映されていますが、今回の討論会では高市早苗さんが明確なビジョンや具体的な政策を打ち出している一方で、他の候補者たちは少し曖昧な回答が多いと感じました。高市さんは経済政策において非常に明確なスタンスを持ち、しっかりとビジョンを表明しているので、討論会でも彼女の存在感が際立っているんですね。

 

正直に言うと、あまり高市さんが得意ではなかった……はい、あまり良い印象を持っていませんでした。でも、討論会やスピーチを聞くたびに、彼女のリーダーとしての強さに次第に興味を持つようになりました。彼女の明確なビジョンと、自分の意見を迷いなく伝える姿勢には、確かな自信と決断力を感じます。リーダーに求められる「強さ」を持っていると感じる瞬間が何度もありました。

 

「さすが昭和の女!昭和のノリも忘れない!」

 

一方で、現代の複雑な課題に対応できる柔軟性が彼女にあるのか、少し気になる部分もあります。特に今の時代、ますます多様性が重視されていますよね。そんな中で、彼女の強固な保守的立場が現代の日本社会にどれだけフィットするのか、疑問に思うこともあります。今のリーダーに求められるトレンドは「強さ」だけではないですからね。

 

それでも「強さ」に共感してしまう私は古いタイプの人間かもしれません……えぇ、昭和の女ですから。多様性や柔軟性が「あたりまえだのクラッカー」(私だって昭和ネタ!)と言われる今の時代に、やっぱり「強さ」を求める部分があるのです。

 

高市さんが政治の世界でトップに上り詰めるために行ってきた努力を見ると、「女性であることをある意味捨てなければならない」という厳しい側面を感じることがあります。私も組織で女性が上を目指すためにはそういった感覚が必要だと思っていたからかもしれませんが、今の時代に合っているのかどうか、少しだけ違和感を感じる部分でもあります。

 

それに加えて、彼女が党員からあまり人気がないと言われる理由もいくつか見えてきます。彼女は非常に強い保守的立場を取っていて、防衛や伝統的価値観を重視していますが、党内ではもっと柔軟なリーダーシップが求められているようです。自分の信念を貫くリーダーである一方で、協調性に欠けるという印象があるのかもしれませんね。

 

飲みの場にあまり参加しないことも、党内で距離があると感じられる一因かもしれません。

 

古い体質の組織では、まだ飲み会でのコミュニケーションが重視されています。私はこれが時代に合っているのか疑問です。むしろ高市さんが「飲み会に参加する時間」を「勉強に充てたい」と言っている姿勢には、潔さといいますかリーダーとしての誠実さを感じました。

 

また、どこかのネットコメントで「高市さんこそ真の女性活躍」と言っていましたが、確かに女性であることを武器にするのではなく、一人の政治家としての実力を前面に出しており、これが「真の女性活躍」として捉えられる要因なのかな?

 

つまり、女性だから特別扱いを求めるのではなく、性別に関係なく実力で評価されるべきだという姿勢を体現しているのでしょうな。

 

私は単純に「すんごいなぁぁぁ」っと思いますが、一方でこういった高市早苗さんのリーダーシップスタイルや「独立性」は、若手世代にとって理解しづらい部分があるかもしれません。

 

なぜなら若手世代には、多様性や柔軟性が「基本セット」みたいなものなんじゃないかな?そんな彼らは、性別、背景、ライフスタイルに関係なく、柔軟で包摂的なリーダーシップを求める傾向があると思います。

 

彼女の強い保守的な姿勢や、伝統的な価値観に基づくリーダーシップは、若手世代には「怖い」や「厳しい」と感じられるかもしれません。しかし、これも世代間価値観の違いであり、どちらが正しいというよりは、時代の変化を反映した結果なのでしょうな。

 

さて、今日はなんだか真面目な話を書きましたが、これからは、強さだけでなく柔軟性と共感力を持ち、多様性を尊重できるリーダーが求められる時代です。変化の激しいこの時代に、どの候補者がこの課題に立ち向かうことができるのか…。27日の結果が非常に楽しみです。

 

それでは今日はこの辺で!

 

 

 

 

 

 

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