勿論コロナ禍の直前に母との別れがあったり、長く在籍していた会社を移籍したりと自分を取り巻く環境が大きく変わったというのも要因のヒトツではありますが、人と会わない、会えない時間がこれからの生き方を考える良いキッカケとなったような気がします。
まぁ今はまだ旅の途中。しかもトンネルの中なんですけれどね。
ところでのんさんのブログにあった心の傷測定器
確かにこころの傷は見えないですからね。心の傷の状態が測れたら便利かもしれません。自分的には痛いと感じなくなっていても、実は傷は治ってないことだってあるかもしれないですからね。
元気そうに見えるあの人も実は傷ついているのかもしれない。
人の心は見えないから、本当のところはわからない。でも人に見えないから、何とかやっていけるというのもあるのかもしれないなぁ。・・・私は見栄っ張りだから特にそうなんだよなぁ。
そうそう。。。のんさんの心の傷測定器からのキズつながりとなるのですが、本日は私が好きなTVドラマを紹介したいと思います。
金曜日テレ東のドラマ24枠で現在放映中の「スナックキズツキ」
お酒を置いていないのにスナックって言っちゃっていいの?なぁんて疑問もわいてまいりますが、そんな「スナック キズツキ」は傷ついた人だけがたどり着けるお店なのです。レトロな喫茶店をイメージしてもらったらいいかもしれません。懐かしのカセットデッキやピンク電話などが置いてある昭和の香りただようそんなお店です。
訪れたお客さんがため込んだちょっとした「傷」を、原田知世さん演ずるスナックのママ・トウコさんが「えぇえええ!?」っと思うような様々なユニークな方法でお客さんのもやもやを一緒に発散し、傷ついた心を少し軽くしてくれるのです。
このドラマを見ていると傷ついている人も実は知らないうちに誰かを傷つけていることもあって、なんだかみんな繋がっているんだなぁ・・ということに気づかされます。
このスマックで自分の「傷」を認めて、さらけだし発散出来た人は、そんなことが出来た自分に満足して、くすっと笑うことができるのです。
自分の感情を認められると人は心に少し余裕っていうのかなぁ、ぽっと灯るそんな空間ができるのかもしれません。
心に出来た小さな温かい空間は、傷ついて冷たくなった心(魂って言ってもいいかもしれませんね)を温められる場所になるんだと思います。
温まって少し心が軽くなった誰かは、自分が傷つけたかもしれない、他の誰かを少ぉし元気にして・・ということまではドラマには描かれていないけれど、そんな感じで生きていくということは繋がっているんだよなぁと感じました。
そういった連鎖の中で傷ついた魂は少しづつ軽くなっていくんでしょうな
今期10月始まりのドラマなのであと数回しか残っておりませんが、もしお時間あればぜひスナックキズツキを訪問してみてください。
昨晩のお客さんは、いつも元気に子供の世話やヘルパーさんの仕事をこなす南さん。南さんもやっぱり傷ついています。
「感謝をされたくてやっているわけではない。でも誰かにわかって欲しい。」
美味しいアイスコーヒーとトウコママ手作りのシュークリームを食べると南さんの目から涙がポロリ
ここで直前までやりとりしていたのんさんとのLINEを思い出しました。
「生きてゆく私たち」「生きてゆかねば」
そんな会話を交わした私たちもやっぱり少し傷ついているのかもしれません
結局、自分の傷を治せるのは
他の誰でもない自分自身なんですよね。
魔女になるのも大変だ!Jun-JUNON