のんさん

最近色々なサインを感じているのですね

 

私は何かを見てもそこまで「あ!」って思ったりはしないのですが

いつもこうやってのんさんのラインを読んで「そう言えば」みたいな感じで思い出すのです。

 

 

昨晩はなんとカマキリ!に飛びつかれました。

目の前に大きな緑の塊が表れて、自分の方にむかってぴょんと飛びはねてきたので「いや~~~」っと思って、身体をかわしその緑の塊をよ~くみてみたらなんとそれは大きなカマキリでした。

 

カマキリも幸運のシンボルらしいです。

カマキリはギリシア語で「預言者」、つまり神様からのメッセージを運んでくる存在とされていたんですって。

 

ダケドヨケチャッタ・・・・・びっくりプンプンえー

 

 

さて、昨晩もまたお勧めされた映画を観ました。

 

おすすめ映画の中から選んだのは「モリのいる場所」という、晩年の30年、ほとんど家の外へも出ず、庭に生い茂る草や木、たくさんの虫や猫などをじっとじっと眺めるのを日課としていた画家の熊谷守一さんのとある日を描いた映画です。

この画像を見てこの映画に決めました。


守一を演じているのは山崎努さん。その妻の秀子を演じているのが樹木希林さん。この二人が演じる老夫婦。何とも言えない魅力を感じました。

 

この二人が交わす会話がなんだかいいんですよねぇ。特別なことを話しているわけではなく時には秀子の写っている写真を見て「おにばばみたい」なぁ~んてことも言うのですが、相手に対するリスペクトや思いやりが感じられるからでしょうか。長い時間を一緒に過ごす夫婦である二人の時間が言葉に感じられるから不思議ですよね。

 

モリが秀子に「もし人生やりなおせるとしたら何がしたい?」と問いかける場面が印象的でした。秀子は「いやですよ。もう。だって疲れちゃうから」と答えると、モリは「ぼくは生きたい。今でももっと生きたい。生きるのが好きなんだね」と言います。この言葉がモリの全てを表しています。

 

何も特別なことも無い日常、そんなモリと妻の生活を軸に描かれる日常はなんと豊かで生命に満ち溢れていることか。

 

退屈なんて無い、そんな言葉さえわからない。

だって日常には沢山の生命やそのエネルギーがちりばめられています。それを眺める。眺めているから発見がある。変化がわかる。長い長い時間をかけて小さな変化や事実に気が付く。だけれど何かが変わるわけでも、変えるわけでもない。そしてまた日常が始まる。

 

モリは毎日「いってきます」と秀子に言って出かけていきます。でも出かける先は自分の庭。この庭がモリにとってはヒトツの宇宙、ヒトツの世界なのですね。

 

自然の中のお気に入りの場所にたたずみ、虫や動物をただじっと観察している。何気ない自然の中の生命をただただじっと見つめている。そして描きたいときにだけ絵を描く。なんという満ち足りた時間なのか。

 

守一の好きな言葉

「無一物」 一切の煩悩を離れた境地

 

勿論お金があったわけではないでしょう。生活が苦しかったこともあるのではないのかな?でもそんなことは関係ないのです。ただただ目立たないように、自分の思うままに、生きる。ある意味すごくうらやましくもあり、衝撃的でした。

 

 

自分は何のために今生きているのか・・・そんな自分の軸となる考え方を改めて見つめなおしたいと思いました。

 

 

ライオンズゲートが一番開くと言われている8月8日に、このブログを書いている。やっぱりブレナイ軸かぁ~~~~なんて思いながら。グラサン

 


 

 

今日は新月。久しぶりにありたい姿をいくつか紙に書き留めておこうと思います。

 

皆様も良い1日を

魔女になるのも大変だ! Jun-JUNON