【東京ダービー】 直前! | ナンバーズ & 競馬大好き‼

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南関東3歳頂上決戦「第55回東京ダービー」が3日、東京・大井競馬場のナイターで行われる。最大の注目は牝馬ネフェルメモリー。道営、南関でダート7戦7勝(中央芝1戦0勝)。桜花賞、東京プリンセス賞ともに圧勝で牝馬2冠を獲得した“女王”が18年ぶり5頭目の牝馬東京ダービー制覇を狙う。くしくも牡馬2冠が懸かるナイキハイグレードは同じ船橋・川島正行厩舎。まさに雌雄を決する大一番だ。

 ナイキハイグレード、ネフェルメモリーともに主戦を務めるリーディングジョッキー戸崎の言葉が2頭の高い素質を物語る。「ダービーが2回あってほしいですね」。同騎手はナイキとのコンビ続行となるが、どちらもダービー馬の称号にふさわしいということだ。

 一昨年、中央ではウオッカが64年ぶりの牝馬のダービー制覇を成し遂げた。今年は南関で歴史に残る快挙が見られるかもしれない。ネフェルメモリーは3月の桜花賞圧勝後にも羽田盃挑戦のプランが持ち上がったが「大レースで牡馬相手に勝つのは容易ではない。若駒とあればなおさら。牝馬2冠目の東京プリンセス賞でも強い勝ち方をするようならダービーへ」(川島正師)となった。結局、牝S13連勝でダートの無敗街道をまっしぐら。挑戦が実現した。

 鞍上には中央移籍前に4年連続で全国リーディング1位、川島正厩舎の主戦も務めた内田博を確保。「スピードがあり、いい意味のズルさもある。逃げているが掛かるような面はない。道中に力をためられるから鞍上がGOサインを出してからまた伸びる。前回同様焦る必要はなく、しまい早めに動かないこと。そのへんは内田が判断して乗ってくれるだろう」。川島正師は最大の長所とレースの鍵を語る。外からワタリシンセイキに先着した30日の最終追い切りの動きも実にスムーズ。もちろん状態面に全く不安はない。同師も「飛んでいるような感じだった。いい出来だよ」と納得の表情を見せた。

 同馬の祖母カシワズプリンセスは92年に羽田盃を制覇。東京ダービーは14着に敗れた。一族の雪辱も懸かる一戦となる。91年に史上4頭目のダービー牝馬となったアポロピンクに騎乗していた鈴木啓之師が、1日の大井2Rで厩舎開業初出走初勝利を挙げたのも何かの縁か。ネフェルメモリーが筋書きのないドラマの主演女優となる。