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れ「潤くん・・・」
れいかの声がいきなり低くなって、「何?」と聞いて、俺は気づいた。
れ「このルート・・・、違くない?」
潤「違くねーよ。だってここを左に曲がったら道があr・・・」
って、あれ?
左に道が・・・ない・・・。
れ「潤くん!道間違えてるよ!!」
潤「みたいだな。」
れ「は、早く戻ろう!?」
やべぇ・・・。俺たち、どっちから来た?
右?左?
道が分かれててわかんねぇ・・・。
れ「潤くん、どっち?ねぇ、どっち?」
潤「悪ィ・・・、わかんねぇ・・・汗」
れ「え!?な、なんで!?」
潤「どっちから来たか・・・忘れた・・・」
れ「う、うそ・・・・・・・」
どこから間違えたんだ?
ひとつ前の分かれ道?
いや、この感じからすると、暗くていつの間にか道からはずれてたんだ。
れ「どうしよう・・・・・」
れいかの声が震えてる。
ただでさえ、肝試しで怖いというのに、暗いなか道に迷ったら多分・・・
いや、確実にれいかは泣く!
まずはれいかを安心させないと・・・。
潤「れいか、大丈夫だよ!」
れ「・・・・・」
潤「絶対みんなが探しに来てくれるって!」
れ「うん・・・・・」
潤「だから、怖いかもしれないけど・・・」
れ「?」
潤「明るくなるまで、ここにいられる・・・?」
れ「う・・・うん・・・」
潤「絶対大丈夫だから! ね?」
れ「うん・・・・」
『絶対大丈夫」・・・。
なんの根拠もないけど、今の俺からはこの言葉しか出なかった。
とりあえず、ちかくにある浅い洞窟のような場所で、
れいかと一晩過ごすことにした。
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