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北野武が「笑いは暴力」といいましたが、これは人間の感情的に絶対正しい。(僕がたけしファンなのは別にして。別にそれはここでは関係ありません)
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笑い、とりわけ日本人の笑いには暴力性、狂気性がベッタリと張り付いています。飲み会での「無礼講」騒ぎ(実際には、なかなかできませんが)があったり、祭りで「ハレ」の空気を作ったりすることはその証拠に他なりません。
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そして、純粋さ=笑いでもあります。バカ正直で素朴、一直線な人、悪く言えば騙されやすく、影響されやすく、物事の暗黒面を見逃せない人(つまりネクラ)…、こうした純粋さを強く兼ね備えた人は笑いを発生させる要素を持っています。つまり、イジラられ笑われます。言いかえれば皮肉にも「おもしろい」のです。
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この自らの純粋さ=面白さ、という心理構造をうまく職業に昇華しているのがお笑い芸人です。彼ら(特にボケ)は、自分が人の中から「笑われる」要素を持っていると自覚し、逆にそれを利用して客を「笑わせ」、生活している。
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ただし、皮肉を言えば、こうした純粋さ=面白さを強く持つ人はイジメの対象になってしまうことが多い。笑いがエスカレートし、イジメになった時だ。これが元で更に屈折し、精神疾患などおかしくなってしまう人も少なくない。純粋な人が、騙され、笑われ、罵倒された結果、殺人や暴力、ドラック、リスカなどなど…没落してゆく様は、もはや我々が当たり前に知っていることです。
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さて、こうして三段論法で自動的に、笑い=純粋さ=狂気あるいは暴力性、という公式が得られます。
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もう、この文を読んでいる方は、うすうすお気づきかと思いますが、オレ自身まさにここで書いたタイプに当てはまります。(笑)
日本人って、つくづくすごいと同時に変な人種だと思う今日この頃。