こちらに来て一年が過ぎた。
はっきり思い出せるほど悲しみと寂しさてんこ盛りな中の引越し作業。
翌日からの勤務は電車は訳分からず、言葉の障害に仕事も覚えなきゃいけないし。
もう戻れないんだから…ってのが合言葉みたいな毎日。
お金もないし、疲れてるし。
覚えることに必死、次は慣れることに必死。
慣れたら今度はいかにスピーディに行うかに必死。
足りないものは補うべくバイトも始めた。
1つじゃ足りなくて今は2つかけもち。
相変わらず突発的な出費にトホホだけど、でもでも好きなものを食べるくらいの余裕はできた。
今はこの春の娘の授業料確保に頑張ってる。
初めて旦那が東京を訪れた。
わずか数日の滞在だったけど、この地を巡り、娘の学校をみて、少しの観光もできた。
なにより今後のことを少し詰めて話すことができた。
その旦那が今夜のバスで青森に帰った。
なんだろう、この寂しさ。
歳なんだろうか。
涙脆くなっている。
歳をとるって、手放すことばかりな感じがする。
子供が小さい時は毎日があっという間だったけど、今思うと幸せだった。
いつでも大切なものに囲まれて…。
大切なものや人が1つ1つと去っていく…。
新たに手に入れるものよりも、去るものの方が多い気がするのは私だけ?
記念すべき一年目を息子はいないもののワイワイ過ごせたのはラッキーだった。
1人難しく感慨深くしてたらうっかり泣いてしまうところだった。
私はお金に縁のない人のようだけど、人には恵まれる人生だとつくづく思う。
どの職場でも良い人と知り合うことが出来、それなりに楽しく働くことができている。
辛い連勤のバイト先…初めは感じの悪い人でも打ち解けるとみんないい人ばかり。
そんな人達に支えられての一年だった。
私はそんな仲間達に何も返せないかもしれないけど、来年の今もまた笑顔で、たくさんの周りの人に感謝の思いを伝えられるように頑張っていこうと思ってる。
この世は金でなんとかなることが圧倒的に多い。
買えないものを大切にしたい。
健康と、人間関係。
そしてやっぱり家族を大切にしたいと。
旦那を乗せたバスを見送りながら心に誓いました。


