ブログってものを初めて覗いたのは、たぶんもう10年近く前のこと。
はじめは毎日の更新を楽しみに読むだけで。
あまりに共感できたり、問いかけの内容だとお返事してみたくなった。
はじめまして…いつも読み逃げのものです。
そんな風に会話が始まった。
日々の出来事たっぷり、でも同じ人を好きな彼女の文章が大好きで。
おそろしくたくさんのコメントが寄せられても、一つ一つ丁寧に返事をくれる方で。
ネットの世界って、どこか非日常的で、本当にそんな人がいるのか、どこか信じられない気がしてたのに。
急激に実在感がやってきて、あっという間に、誰よりも近況に詳しい間柄になった。
もともと闘病生活を送っていて、きちんとした病名こそ伏せられていたけど、それは安易なものじゃないことは十分伝わってきていた。
その病を中心に、家族の様々な思いだったり、彼女の苦悩だったり。
入院中も更新してくれて、今日は〇〇のDVDをみた!なんていう、病との付き合い方なんかも垣間見え。
ある時、突然。
コメントにお返事出来ないかもしれません、思うようにいきません…って。
それでも、励ましだったり、共感だったりのコメントがたくさん寄せられて。
なかなか更新されないことを心配してたある日、ブログを閉鎖することにしました…って。
かなり、かなり心配しました。
まだ見ぬ、いいえ、この先もきっと会うことがないその方の体調を思って。
入院したかな。
今、何に苦しんでいたかな。
ブログはしばらくそのままにしておきます。
って書いてあったんだけど、ずっとずっとそのままで。
ふと。
どうしていますか…って開きたくなる。
なのに、そのブログは見つけられなくなっていました。
ブログがなくなったのかどうかもわからず。
そこまでたどり着く道がわからなくなっていた自分。
毎日、毎日をあんなに親密に過ごしたはずなのに、誰よりもその時を共有したはずなのに。
きっと。
彼女はもう、お星様になっていると思う。
そう感じている。
その時も、そう思っていた。
でも、なんの言葉もかけてあげられず、どうしてるのかも、何にもわからず。
これがネットの世界なんだと悲しく思った。
それから、しばらく遠ざかっていた世界に戻ってきたのは2年前。
ちょうどグンソクの東京公演後だった。
はじめて自分でブログを立ち上げて、ちょいちょいコメントを頂いて…。
嬉しいことも、楽しいことも、同じだけ苦しさもあった。
わずかな期間で一旦ブログ更新を休み、もっぱら読み逃げの状態を続けていたけど。
やっぱり声をかけてみたくなった。
そこから再スタート。
だから足掛け2年。
顔の見えないだけの関係じゃだめだと思い、たくさんの方にも会えた。
ブログを飛び出して、本名で付き合える方もできた。
求めてきたものが、全部手に入ったように感じる最近。
なんかね、嫌なの。
こんなところだけど、いろんな話をしてるうちに、ものすごく親近感を覚えて、それこそ会えば何年来の友人のように打ち解けるのに。
ここを閉じたらそれで亡き者にしてしまう関係って。
この年齢にもなると、そうそう友人って作れないもの。
ママ友や同僚は増えていくけど、すべて本音では話せないもの。
間に仕事や子供が入ると、どうしても作り笑顔になってしまいがちだから。
だからこそ、ここは大切にしていたいと思うの。
毒も吐く。
テンション上がっておかしい時もある。
そんな自分をあからさまに見せられる場所でありたい。
そんな自分でもよい、って言ってくれる人たちと付き合っていきたい。
興味を持つものが変化したとしても。
ときに喧嘩口調になっても。
正面から受け止める間でありたい。
さようならもちゃんと言えないのは、本当につらかったから。
最近、コメント欄を閉じている。
コメント欲しくないんじゃないの。
お返事が遅れてしまうこと、時にできないこともある状況だし、今は切々と語ってきたように試練ばかりの毎日だから。
実はかなり落ち込んでいるの。
いや、そうでもないか(笑)
正直いうとね、やっぱり落ち込んでると思う。
あんまり人に弱みをみせるの得意じゃないから、平然を装っているけど。
巧妙に仕組まれた肩叩きにあって
今、気持ちが大きく揺らいでる。
逃げ出してしまいたいような、でもそんな自分を責め続けるのが目に見えるし。
だから、しばらく一方通行な関係をお許しください。
また落ち着いたら、コメ欄を開けるし、みなさんのところにも訪れゴニョゴニョ言わせてもらうから。
もちろんブログはこのまま続けていきます。
そのうち。必ず元どおりの姿で戻りますから。
だから、これで終わり。ではないよ。
少しだけ欲張りすぎたし、いろんな大切なものも手に入れた。
頑張るだけの人生じゃなくて、少しだけ、一歩さがってみる人生も必要な時なんだね。
今は、前だけみて進みたい。
そんなふうに思っています。