ゆとり世代の数人の同僚。
いや、圧倒的に多いかもしれない。
その中の一人を地味に育ててきた。
「すごく良くなってるよ」
「なかなか気がきく」
そんな言葉を聞くと、嬉しい。
「何かお手伝いすることありますか?」
「自分がやります」
そんな言葉が、自然に言えるようになっている。
ひとまず、仕事をしていくうえでの
マナーを覚えた…ってところだ。
看護技術は、まだまだまだ。
こればかりは、教えたくてもタイミングがある。
ゆっくり、機会を待つしかない。
ひとり仕上がってきたら、もうひとり。
今度は鼻っぱしの強い女の子。
先日、師長命令で救急カートの説明をすることに。
救急カートってのは…
点滴、注射、吸引、酸素、呼吸のラインを確保する管など、すべてのものが入っている。
一通り説明。
例えば…なんて補足説明を終えて
いざとなったとき、パーンと頭が白くなっても
これだけ用意すれば、あとはなんとかなるんです…と言ったら
「○○さんは、詳しいんですね。次の異動は急性期でいいんじゃないですか?」
…と言われた。
満面の笑顔で。
師長命令だし、これで切れたらヤバイ。
「誰でも知ってることだし、知らなきゃならないことだから。わからないことを、わからないままにしないで、何度でも質問してね」
そう返答。
「ふふふ、はーい」と。
彼女のお世話係りプリセプターも困っていた。
立て板に水…だって。
こうやって日々何かを伝えて、何かを教えて。
本当に優雅な、幸せな時代が羨ましく思う。
怒声、嫌み、あからさまな意地悪の中で育ってきた。
手を叩かれたこと。
いらない、と言われたこと。
毎日、白衣の洗濯までさせられた。
泣きながら、歯をくいしばった日々。
永遠に終わらない仕事、帰れずにつらかった毎日。
今を育つ彼らは、どんなナースになっていくのだろう。
息子が10月から別な病棟に勤務となった。
師長はじめ、同僚が意地悪だと嘆いている。
日々叱られているとこぼしていた。
片方の話ばかりでは、真実とはいえない。
それに、我慢が足りない。
褒められて、かわいがられるところばかりじゃない。
ぬるま湯の中で生きているのは、息子も同じだ。
「聞いてあげることならできるけど、私は何にもしてあげられない。教え方が下手くそだというなら、尋ね方を変えたらいい。相手ばかり責めても、何にもうまれない」
返事はない。
ここにも、ゆとり世代がいる。
その話を同僚に話した。
彼女の親も、同じ病院内で同じ仕事に就いている。
「それ言っちゃおしまいでしょ。せめて優しく聞いてあげなよ。うちも同じで悲しいんだってば!」
そう言っていた。
人を育てるって、こんなにも難しいなんて。
いよいよ12月には、私も異動となる。
決定事項。
異動異動で、ストレスだらけの日々だったこともあった。
慣れるまでの間だけのこと。
仕事したくても、手も足も出せない時がつらいのだ。
わからないって、恥ずかしくてつらい。
今、息子も同じ思いなのだろうか。
毎日密かに心配してる。
さて、いよいよハロパが迫ってきた。
どういう訳か、私も参加することになった。
どういう訳なのか、自分でもよくわからない。
今日もウォーキングに行ってきた。
相棒の音楽はTEAM H。
私はゆるい音楽より、こっちの方が好き。
単純に楽しめそうだから、行くことになったのだ。
思いっきり仮装して、思いっきり顔を描きまくって行こう。
最後最後と何度目か。
これが本当に最後になる…予定。
惚れ直したら、最後じゃなくなるもんね。
一応、言ってみた(笑)
みんなに会えるのを、楽しみに頑張るとしますか。
