髪を染めた。
髪を染める期間が、どんどん短くなっている。
にもかかわらず、不器用な私は上手に染める事ができない。
美容室、苦手。
半日も拘束されるの嫌。
鏡越しに、自分の顔を嫌というほど眺めながら人と話すの嫌い。
ここのところは、自分で染めて失敗ばかり。
で、決心。
髪、短くしよう。
夏だし。
染めて痛んでしまってるし。
2ヶ月?位前に20センチくらい切ったばかり。
でも、もう限界。
ずっと伸ばした髪は、誰の為だったか忘れてしまった。
きれいに伸ばしたくて、毎日ケアに余念なかった日々もあったのに。
いつの間にか、手を加えなくなった。
自分に時間をかけなくなっていく。
ほんの少しの努力を惜しんで、努力が結実しない年齢になり。
こうやって、ひとつづつ
なにかを失うのかな。
まだまだ頑張れると思ってきた。
できないことなんて、この世にはない気がしてた。
限界を感じる毎日。
なんてことない、髪の色やツヤ。
でも、そんなことを感じさせる。
私は結婚指輪をもっていない。
結婚して、半年くらいの時。
窓から投げた。
しばらくして、頭が冷えてから探しに行ったけどみつからなかった。
旦那は指輪をしない人。
そんなものは、関係ないのだ。
互いに白髪となり、腰がまがり、頭がまわらなくなり。
そうなった時にこそ、本当の夫婦の始まりがやってくる気がする。
家族をつくり、守る。
ひとり、またひとりと巣立って行った時。
もう一度、指輪を買ってもらおう。
仕事を勤め上げたら
指輪をはめる生活が送れるだろうか。
