母ですが、5日に退院してからも調子はあまり良くなく、胃痛があったり、下痢があったりでまともにご飯を食べられてませんでした。
なので、診察を1週間早めてもらって、更に胃カメラ検査をお願いして、15日にやってもらいました。
先生と診察の際には「私もがんをやっている」事を告げて、危機感を煽りました。
今日、検査結果を聞きに行ってきましたが、胃がんが見つかりました。
ただ運良く、早期の胃がんで、まだ皮膚の表面にあるようで、手術も腹腔鏡で済みそうです。
最初に先生がパソコンをスクロールしてる時に一瞬『胃癌』の文字が見えて、まさかまさか…と画面を凝視してました。
母は診察中や会計待ち時に何度か泣いていましたし、「もう死んでもいい」と言ったりしてました。
先生が「そんなこと言わないで。早く見つかってラッキーだったんですよ」と励ましてくれました。
私も出来るだけ前向きに励ましましたが、80歳という高齢で、立て続けに手術だし、宣告されたてはとにかく落ちますよね。
職場に復帰を望んでたのに、それがもう出来なくなるんじゃないかというのが一番の悲しみのようです。
退院してからの母の認知の症状はいっそう進んでいます。
主治医は術後には良くあることと言っていましたが、そんなレベルじゃない。
またこれで認知も進んでしまうかもと言う不安もありますが、手術も入院もしないわけにはいかないので、なってしまったからには進むしかないと思ってます。
まずは身体が一番ですよね。
ちなみに、母の胃痛や激やせは胃がんとは全く関係ないそうです。
そんな症状が出るレベルではないと。
それはやはり自分の認知の不安などからの食欲不振のようです。
私も質問責めにしてるし。。
来週、また造影CTや胃カメラをして、ほんとに表面的ながんなのかを詳しく調べてもらうことになっています。
下痢も心配なことを伝えたら、大腸の内視鏡検査もやる?と聞かれましたが、今、食べれてない母にあの下剤を飲んでの検査は酷ではないかと話したら、また胃カメラとかの検査の後に考えましょうと言われました。
何でも食べて良いと言われたので、今日はお粥なんてしけたものを嫌々食べないで、お腹を下そうが美味しいもの、好きなものを食べようと、マグロのお寿司やチョココロネなどを買ってきて食べさせました。
「美味しい」と喜んで食べてくれたので良かったです。
母は私に「お前に迷惑かける」と泣いてましたが「それじゃ私の時に迷惑だと思ってたの?」と聞いたら「思ってない」と答えました。
「同じだよ。お互い支えあって乗り越えよう」と励ましたら前向きになってましたが、今後も浮き沈みはあるでしょう。
私もふと泣いたりしてたし。
自分ががんになった時に、友人や母がなるよりマシだと思いました。
どう慰めれば。。
自分は経験者だから、変に免疫がある分、余計に宣告された本人の気持ちを理解するのは難しいです。
まさかの親子でがん。
母も「親子でなるとはねぇ」としみじみ。
私も来月、CT検査が入ってます。
親子で乗り越えなくちゃですね