こんにちは。

今日はむぎのことを書きます。

むぎとの出会い、病気発覚についてはこちらを
読んでいただけたらうれしいです。







むぎが虹の橋を渡って昨日で一週間でした。


時系列で話すと
4/6に扁平上皮癌が発覚してから、
徐々に体調が悪化していきました。

大好きなカリカリは口の中が痛くて
食べられなくなってしまっていて、
れお用に置いてあるカリカリの匂いを嗅いで
悲しそうにしていました。

食欲は旺盛で、チュールや
ウェットフードをたくさんガツガツと食べて
いました。

それでも体重は毎日少しずつ減っていました。

そのうち自力で食べることが難しくなり、
食べやすい角度に変えてあげたりしてようやく
食べられるようになっていました。

私は仕事でなかなか家にいられず、
できる時は手伝っていましたが、
主に母が毎日ごはん食べるの手伝っていたので
大変だったと思います。

口の中の痛い部分に挟まったりするのか、
口に入れた瞬間顔をブルブルっと震わせて
食べ物を吐き出したりしていました。
それでもまだ食べたいという
意志を見せてくれてたので、
食べ切るまで手伝っていました。


2週間に一回、樹状細胞療法をするため、
前日の夜から絶食をさせて
病院に連れて行っていましたが、
ごはんの時間なのに
ごはんが出なくてとっても悲しそうにしてて、
それがつらいんですって
病院の先生に相談したら、

「ごはんが出なくて悲しそうってことは、
ごはん食べたいって思えてるってことですから、
いいことなんですけどね!
痛みが辛かったら猫ちゃんはごはん
食べなくなりますから」

って言われたんです。
今なら本当にその言葉の通りだと思えます。


その後食べるたびに
血液が混じったよだれが出てきて、
そのうち食べる量も減っていきました。

お医者さんからは
ご飯をまったく食べなくなって
水分もとれなくなったら
3日は持たないと言われていました。

それから食べる量はみるみる減っていき、
1日に1食分も食べられない日が続きました。
そして6/10についになにも食べなくなりました。

病院に連れて行き、
最後の治療として提案されていた、
最強の痛み止めのパッチを貼ってもらいました。
なんで最後の治療かというと、
それ以上に強い薬がないからだそうです。
モルヒネの200倍?だったか忘れましたが、
強い薬で麻薬指定されているそうです。

飲み薬もずっと受け入れてたのが、
拒否するようになったので、
そのパッチを貼ってもらうことにしました。

それで病院から帰宅したら、
なんとごはんを少し食べてくれました!

これで安心だね!と言い
私は翌日名古屋に向かいました。

しかし翌日むぎは飲まず食わずで
1日過ごしてしまいました。

ぐったりしていた様子で、
固定の場所から動かなくなり、
これは前兆かもしれないということで、
母から帰ってきた方がいいかもと言われました。

私はまだまだ大丈夫だと思っていたので、
全然心の準備ができていなくて、
マネージャーに相談して、
翌日朝一で帰らせていただくことにしました。

会いに来てくださってたセンパイ、
メンバーのみんな、スタッフの皆様、
関係者様に多大なるご迷惑をおかけしてしまい、
本当に申し訳なく思っています。

その日は一日家族揃ってむぎとたくさん
お話しました。
むぎは家族一人一人の膝の上に乗ってくれました。

今までの思い出話とかたくさん話しました。

むぎは出会ってから
猫と暮らす幸せをたくさん
教えてくれました。

初めてけりけりしてるところを見た時は
発作が起きたのかと思って
びっくりしたなぁ、、、。
猫あるあるって知ったら
愛おしくてたまらなかったな!



喉をゴロゴロ鳴らした時も、
最初はお腹の調子が悪いのかなとか
思って心配したなぁ。
甘えてるんだって知った時は
可愛すぎて心臓止まるかと思った!!




あと見つめながらゆっくり目を瞑ってくれるのが
"大好き"って意味なんだって知った時は
尊すぎて涙でた!!




ビビったらイカ耳になったり




ハンターモードのときは
お目目がまっくろになったり



名前を呼ぶと、
猫なのにワン!!っていうところとか、
きよしこの夜を歌うと必ず寝ちゃうところとか、
飽きさせることなく、
毎日毎日新鮮な可愛さを見せてくれて
毎日毎日とてつもない幸せを感じさせてくれたね!







むぎはとっても心が優しくて、
思いやりがすごくある子だったね。

出かける準備してたら寂しくて
行って欲しくないのに、
鳴いたりせずに
寂しそうにじっと見つめてくれてたね。

寂しいけど、我慢しなきゃって
思ってるのが伝わってきてた!!



れおが来た時も
お母さんみたいに優しく見守ってあげてて、
ご飯もいっぱい食べなさいって感じで
譲ってあげたりしてた。





毎日二人で外を眺めるのが日課だったね。


ぽぽが来た時も優しく見守ってくれてたね。


ビビりなのに、ぽぽに一生懸命近づいて
遊んであげたりしてとっても優しい子だった。





こんなに優しくて可愛い天使なむぎたんと
もう会えなくなるなんて考えられないからさ、
むぎ、生まれ変わったら絶対会いに来てね?

むぎって呼んだら
ワン!って言うんだよ?
きよしこの夜歌うと寝ちゃうのもやってね!
うまうまっていったら反応してね!

そうしたら、姿が変わっても絶対むぎって
わかるからさ。

それを伝えたら、むぎは
小さい声で、
「、、、ワン!、、、、」って言ってくれました。

その日も結局飲まず食わずだったけど、
その日にお別れということにはなりませんでした。

それから、飲まず食わずのまま数日経ちましたが、
それでも歩いたり鳴いたりしていて、
このまま断食の効果で癌が消えたりして、、!?
と思い始めて、
家族で「断食 癌 消える」とかで
調べたりしてました。
奇跡が起きて、このまま本当に治って
テレビ出ちゃったりして!!とか
話してました。

そういう希望もあったので、6/15には
楽しくバースデーライブを
迎えることができました。

今思えば、待っててくれたのかもしれません。
そう思うと本当に涙が止まらない、、。


希望も虚しく、
日に日に体力は弱っていき、
最後は歩くこともままならず、
本当にいよいよだと感じて、
家族みんなで見守っていました。
 
そして、6/19の6:30頃
家族みんなに見守られながら
静かに息を引き取りました。
7月になったら8歳だったけど、
迎えられませんでした。

闘病生活はとっても辛かったと思います。

ここ2ヶ月はいつもの元気なむぎではなくて、
大好きなごはんも自力で食べられなかったから、
やっと楽になれたんだねってホッとしました。
でも優しくて可愛いむぎがなんで、
あんな辛い思いをしなきゃ
いけなかったんだろうって
とっても悔やまれます。

天国でたくさんカリカリとか
食べられてたらいいな!

正直本当に二度と会えないっていう
実感はまだないんです。
そう思っちゃったら
とても耐えられないから、
生まれ変わったらすぐに
会いに来てくれるって信じてます。

最近は
「猫 生まれ変わり いつ」
「猫 生まれ変わり 見分け方」
「猫 生まれ変わり 場所」
とか毎日調べてます、、、!

自分から探しちゃダメらしい。

向こうから会いに来てくれるんだって!!

だから会いに来てくれるまで待ちます!!


絶対来てね!!待ってるからねー!