みなさんこんばんは
5月24日からいよいよ全仏テニス始まります!!
今大会はテレビ東京で放送されますよ
ぜひ一緒に我らが錦織圭選手を応援しましょう!!



というわけでテニス初心者さんのために私の簡単なテニス界解説です



今のテニス界は
ノバク・ジョコビッチ
ロジャー・フェデラー
ラファエル・ナダル
アンディ・マレー
のBIG4が覇権を争う4強時代と言われています

私含めて日本のオタクは『四天王』に弱い!!
しかもその四人のキャラが立っていてそれぞれに得意技とかあるのとかたまらないでしょ
主人公が四天王を一人ずつ倒していくストーリー、王道ですよね!大好きですよね!
今のテニス界はまさしくそれです!


そして
テニスには国際テニス連盟が定めた
大きな大会があります
全米
ウィンブルドン全仏の四大大会です
これを全て制覇した選手はグランドスラム制覇という偉業を成しとけたということになります

私含めて日本のオタクは『ダンジョン』に弱い!!
しかもそれぞれに特徴があって得意不得意があったり、全て制覇することを目指すとかたまらないでしょ
主人公がダンジョンを一つずつ攻略していく、王道ですよね!大好きですよね!
今のテニス界はまさしくそれです!



4強の中で一番最初に頭角を現したのはフェデラーでした
2003年、ピート・サンプラスが引退し、そしてフェデラーが四大大会の一つウィンブルドンを初制覇!
当時、フェデラーの強さは尋常じゃありませんでした
2004年はまさしくフェデラー黄金年です
全仏以外の四大大会3冠しましたから!勝率9割越えでしたから!
めっちゃ強かったんです!ほんとめっちゃ強かったんです!
そして2005年の全仏でナダルが初出場初優勝して、フェデラー・ナダルの二強時代到来ですね
フェデラーがグランドスラムを達成するためには残りの一つ全仏テニスで優勝しなければならない
けれど、そこをことごとく阻むのがナダルなんですね~
それからジョコビッチ、マレーがぐんぐんと世界ランクを上げてきて今の4強が出揃います

その4強時代の終わりが去年から始まりつつあります!
4強を追いかける次世代達!
もちろん、候補の選手たちの中には錦織圭の名前も入っています
応援しないわけにはいかない!応援しないわけにはいかない!



私の独断と偏見が含まれたBIG4解説



【ロジャー・フェデラー】

史上最高のオールラウンダー、世界を震撼させた最強のフォアハンド、泣き虫なテニスの王者

身長:185cm
利き腕:右利き
国籍:スイス
生年月日:1981/8/8
バックハンドは片手打ち←かっこいい


体格的には、プロテニスプレーヤーでは標準値
ぱっと見の身体的特徴としては、腕が長細い印象を受けたんだけどそれはたぶん私が勝手にナダルと比べがちだから
公表されているデータだと身長体重ともにフェデラーとナダルは一緒です♡


まるでテニスの教本みたいな理想的なフォームで、あらゆるショットを流れるように駆使するオールラウンダーです
力で攻めるのではなく、緩急をつけて試合を展開してます
なんというお手本テニス!
心なしかショットの一つ一つが、どこか優雅に見えます
フェデラーは力任せじゃないんだよね
タイミングを合わせて一番力の込められるベストな返球をするって感じ
そして体の回転の反動を活かしてスイングしてて
だからスイング後のフォロースルーは、上半身をひねってラケットが体に巻きつくような形になってて
実に綺麗!お手本フォーム!
特筆すべきはフォアハンド!
彼のフォアハンドは強すぎて、対戦相手は絶対に打たせまいとバックハンドをとことん攻めます
これがフェデラー攻略のセオリーと昔言われてました
でもフェデラーは決してバック弱いわけじゃないですから!むしろ狙われすぎて強化されたし!
そんなこんなで、最も完成度の高い選手と評されています
また、プロテニス界における主要な大会のほとんどを制覇してて、沢山の記録を塗り替えてます
史上最高のテニスプレーヤー、まさにテニスの王者です!


試合中はとても静かです
ショットで声を出すことが少ない事と
フットワークに良い意味で力が抜けていて、キュッキュッというスニーカーの音もなんだか少なめ
(対してナダルはよく叫ぶしとてもよくキュッキュするよ)
そういう優雅なところもまた王者の風格ですね
たまにガッツポーズするとき吼えるけど←かっこいい


そんな澄まし顔のフェデラーですが
試合終われば本当によく泣く!
勝っても負けても泣くんだからなんという泣き虫王者笑
2009年全豪の悔し涙と、2009年全仏の嬉し涙はすごく良かったと思います!
全豪はねフェデラーが当然勝つべきだと思ってた得意のハードコートでの試合だったからね
でねでね全仏はねそれまでずっとナダルが優勝し続けていて、フェデラーはグランドスラム制覇を阻止されてたからね悲願達成の瞬間でね
いやぁ~テニス史に残るベスト涙ワンツーですね!


プライベートは、
大恋愛の末に結婚した元テニス選手の年上の奥さんがいて、双子の娘達と双子の息子達がいる子沢山な幸せファミリー!
愛妻家で子供好きの良きお父さんなフェデラー素晴らしいです
あと、現在テニス界で一番年収が高い選手です!
世界の全アスリートの中でもなんと10位以内に入るらしいです
おっかねっもちー!




【ラファエル・ナダル】

強烈なスピンボールに素早いフットワークそして驚異のスタミナが合わさったパワフルプレイヤー、クレーコートでは無双の強さ

身長:185cm
利き腕:左利き
国籍:スペイン(テニスの強豪国)
生年月日:1986/6/3


ナダルには試合中必ずする動きとか癖とかが数多くあります
まず試合中にコートにはいる時はプチダッシュすること
ペットボトルの水は足元の同じ場所にしかも同じ角度で置くこと
バナナを食べたらイスの取っ手の上に置くこと
とかね!願掛けとかなんかかな!
あっまたやってるなんて発見するたびにファンはつい嬉しくなっちゃうものです
そして勝った時のリアクションが大きい!
左足と左手を同時に上げるガッツポーズをよくします
私はこれナダルポーズと呼んでいる♪
そしてトロフィーを受け取ったら無邪気な顔でよくかじる
あまりにもいい笑顔だからおいしいかい?って聞きたくなる(可愛い)
さらにツアーで優勝した時に、コートに倒れ込むのが大好き笑
喜びを全身で表します(可愛い)
あと、何故かウェアのノースリーブ率がとても高い笑
勝っても負けても泣くフェデラー、太陽みたいな満面笑顔でトロフィーにかじりつくナダル
二人が好対照すぎて同じ時代にライバルとして競い合っているという奇跡がすごく嬉しいです!!と、二強時代きっかけにテニスファンになった私は強く思います
激アツでしょ!激アツでしょ!


ナダルの武器は、世界No. 1のスピン力をもつ球、卵の軌道を描くように飛んでいくエッグボールです
技名つくとすごくかっこいい笑
だからフォアハンドのスイング後のフォロースルーがまたすごくかっこよくって真上にしゅばっと振り上げるんですね
このスイングには腕の筋肉が必要なのでナダルはテニスプレイヤーにしては筋肉質な体つきをしています
むっきむきー!
左利きで強力なスピンを掛けると、対戦相手からするとボールが極端に自分の方に食い込んでくるんですね
ほんとに急激に落ちるから、ボールアウトが少ないんです
ショットに安定性があるのは強い!
打てば必ず相手のコートに入るという自信がある為、ナダルはがしがしフルスイングで強打してきます
ボールを叩きつけるフォアハンドは実に圧巻です!
特にクレーコートでは良く弾むので、対戦相手の肩よりも上にボールが来ることになります
高いボールは力が入りにくいですからね、それをずっと打たされる事になるのはつらいですね
そしてスピンボールだけじゃありません!ナダルの強さはまだあります!
短距離走のアスリート並みの高速なフットワーク!
たとえば相手がオープンコートへ打った決めのショットに、瞬時に追いついて
その強い踏み込みの反動を利用してラケットを振り上げて強力なスピンショットの高速リターン!とかね!
かっこいいんですよー!決まった時は本当にわくわくするんですよー!
そしてナダルは本当にスタミナがある!
特にクレーコートでは土のクッション性でボールの勢いが弱まってラリーが続きやすいので試合が長引きます
そして足元も滑りやすくて負担がかかります
ナダルの底なしのスタミナが本領発揮!バテないナダルは実に無敵です!


ナダルはただいま全仏5連覇中です
もはや全仏といえばナダル!
そう、全仏は全試合クレーコートですからね!独壇場です!
というか、2005年に初出場してから優勝を逃したのは2009年(フェデラーがグランドスラムを達成できた年)の一回のみなんです
それが悔しかったのか翌年の2010年は全試合ストレート勝ちで優勝してます(すごい!)
通算9回も全仏を制しています!(すごい!すごい!)


性格はラテン系の人にしては少しだけシャイなイメージ
とても誠実で謙虚で紳士的
自分が勝っても対戦相手のことを気遣う気配りの人
ラケットを破壊したこともないです
ジョコビッチもフェデラーもマレーも試合中のプレッシャーが過度にかかる局面でラケット折った試合が過去にあるんですけど
ナダルは一度もない
メンタルを道具とか環境じゃなく自分自身に向けてるんだなぁ
なんてできた人だ!!


ストロークのたびにいっぱい叫ぶし笑顔がキラッキラしてるし
ドラゴンボール好きだし(可愛い)
ウェアのノースリーブ率がやけに高いのはきっと悟空リスペクトな気がするんだよね(可愛い可愛い)
私はナダル推しです!
今年の全仏も応援してます!




【ノバク・ジョコビッチ】

しなやかな体からどんな無理な球も打ち返す、精密機械のようなストローカー、現在世界ランク1位

身長:188cm
利き腕:右利き
国籍:セルビア
生年月日:1987/5/22


試合中のジョコビッチは
良くキレて良く叫び良くラケットに当たるそして壊す笑
いったい何本壊したんだろうと思うくらい本当によく壊す笑
ところが母国ではTVに出てコミカルな性格で有名なんだって
シャラポワのモノマネなんてほんとお茶目で面白い!(しかもとても似てる笑)
私はナダルのモノマネで爆笑した
ほんとセンスある!
観客を楽しませようとするサービス精神が高いタレント性の高い選手
それがいざ試合になるとテニスプレイヤーのスイッチがカチッと入るんだからかっこいいですよね!
きっと自分の感情を抑えず解放することで大会の緊迫した空気にも打ち勝ってるのかなぁと思います
壊されたラケットはちょっとかわいそうだけど笑
ラケットと一緒に自分の中の悪い流れを断ち切って、次へ向き直る、て感じ
自らのメンタルを操る方法を知って
いるのも名プレイヤーの条件ということですね


フェデラーのような強力なストローク、またナダルのように華やかなスピン、といった攻撃力の高い決め技のようなショットは見えないのですが
ジョコビッチの大きな特徴は、体が異常に柔らかいこと!
180度開脚した状態で打ったりしてますからね、バレリーナかよ!って感じ
どんな苦しい体勢からでも、体勢の整った状態と同じ力量でラケットを振れるんです
これはとても大きな武器になります
試合で自分の正面にボールが来るのなんて全体の2、3割程度ですから
届かないボールを打つ時の、窮屈な体制でのショットの安定感
これがジョコビッチの最大の強さだと言えるでしょう
なかなかポイントが決まらない相手は、より厳しいショットを狙ってミスが多くなりますからね
こうなるともうジョコビッチペースです
そして左右に振られた時の切り返しがすごい!
普通遠いボールにダッシュして追いつく時には、打った直後体が外側に一歩流れます
ジョコビッチは流れないんです!
だから切り返しがすごく早くて反応がいいんですね


現在ATPランキングは2位のフェデラーと実に5000点以上も差をつけて1位を独走している状況です
しばらく彼の1位は覆らないでしょう




【アンディ・マレー】

も書きたいけどちょっとブログ長すぎて大変なことになってるからまた今度にします笑

マレーもまたかっこいいんですよねー!
長身の色男!先月結婚したばかり!奥さんめっちゃ美人!




というわけで
以上、私のテニス愛を語るブログでした!
とても偏りまくった解説で
しかもなんだかだいぶナダルびいきな文になってしまった気がします
だけど個性豊かな選手達が頂点を競い合っているのですからね!
私みたいに推しを作るとより楽しいと思います!
みんな全仏見ましょう♪
そして一緒に錦織選手を応援しましょう!