私は、靴は毎日のように磨いて、玄関の靴は常にきれいに並べておくことを習慣としています。この習慣を続けるだけで、靴を履くたびに心地よい気持ちになります。靴磨きはスポンジ式の簡単なもので良いし、靴を並べるのも手間はかからないため、習慣化はさほど難しく有りません。

 

 私が日常的に履く靴は、ロックポートの「ワールドツアー」一択です。新品の靴を履いても何年も履いているかのように、私の足に合うからです。この靴は多くのバリエーションがあるので色を茶、黒、その他の順に変えて、アッパーの素材の違いを感じるものの、履き慣れるとどのタイプでも快適に使用できるため、靴の型番が絶版になるまでは履き続けるつもりです。靴との相性は運命的でもあるので、相性の合う靴は、同時に複数持っていても良いと思います。かの高城剛さんも、アディダスの「スタンスミス」を愛してやまないと、著書に書いておられました。

 

 

 

 

 

 靴を磨くことには、靴の損傷度合いや、靴底の減り具合を確認しながら、靴の痛み具合を確認できます。歩いている最中に靴底がはがれるトラブルを事前に防止したり、靴の替え時を判断する材料となるのです。何よりも、靴がピカピカに輝くプロセスは楽しく、精神的に良いことです。靴磨きは、革靴に限ったことではなく、布の靴でもブラシをかけたり、軽く拭き取ったりすることで、靴を綺麗に保つことができます。

 

 玄関の靴は、機会を見ては靴を並べます。子どもたちは家に帰ると、靴を乱雑にしてうちに入ります。それを私は揃えます。靴を揃えることは、子どもに強制しません。この風景を子どもたちが体感すると、そのうち何も言わなくとも靴をそろえてくれます(とても時間がかかる教育方法だが)。

 

 靴をそろえて並べるということは、緊急時に外出する際にも、迅速な靴の着用に役に立ちます。間違えてほかの靴を履くことも少なくなります。靴をそろえる習慣をつけると、外出時にもその習慣が無意識に行えます。この習慣で、客人としての評価が上がるかは不明ですが、最低限のマナーとして身に着けたほうが良いと思います。

 

 今も、高級料亭などでは、客人の靴を見てその人のステイタスを見極めている習慣があるのかもしれませんが(知らんけど)、靴は別に高級なものでなくとも良いと思います。重要なポイントは、靴を丁寧に履いていることを、ひそかに評価している人々が、この世にいるであろうこと。細かい所作の中に、相手の信頼を勝ち取る本質があること。別に、他人の評価を上げることを目的にすることが主目的では有りませんが、自分の中で、いろいろな物事を整理する習慣は必要と思う今日この頃です。

 

 

 

 トラベラーズノートの存在は、かなり前から知っていました。すこしいけ好かないノート、それが私の印象でありました。ノートの表紙とページ枚数の少ないノートだけで、結構な値段がした印象。書店にある文具店あるいは文具専門店に飾ってあるトラベラーズノートは、どれも表紙に傷が目立っており、ゴムは外れているか、ついていてもダラダラと伸びたものが多かったです。そしてどこか、ノートが疲れていました。

 

 しかし私は、ひょんなことからこのトラベラーズノートを購入することとなり、その魅力に憑かれてしまいました。YouTubeの動画も何本も作り、買い増しを続け、いつの間にか5冊も持つこととなりました。結局のところ、何が魅力だったのでしょうか?

 

 

 

 トラベラーズノートは、旅の記録を良い記憶に転化する、良いパートナーとなります。私は、旅の記録をトラベラーズノートに記入する際には、2冊のノートを使い分けます。旅の移動中、それぞれの訪問先(現場)では、小さなサイズの「パスポートサイズ」に、旅行中のイベントが起こるたびに、時刻と出来事を記録する、いわゆる「タイムスタディー」方式で逐次記入していきました。旅の途中(ホテルなど)や、帰宅した後に、「パスポートサイズ」のノートから、大きなサイズの「レギュラーサイズ」のノートに、転記をして、その日の出来事をまとめました。旅先でもらったチラシや、お土産物のレシート、お土産物の包装紙、駅に置いてあるスタンプなど、ありとあらゆる現場の情報を残して、「タイムスタディ」に詳細な情報を追加していました。

 

 たくさんの旅の思い出を記録して、思い出の品々をノートに張り付けると、旅を思い出すためのアンカーが、たくさん埋め込まれた「旅ノート」が完成します。このノートは、何かあるたびに眺め、そこに書かれた中身がトリガーとなり、当時のことを鮮明に思い出させてくれます。

 

 

 

 

 私が他に持っているパスポートサイズは、私のパスワード・マネージャーとなっています。最近加速的に増加した、ログイン名とパスワード、その他情報を一括してパスポートサイズに収めています。このノートは、毎日に近いぐらいの頻度で利用しています。パスワードなどの情報はもともと、別のノートに書いていましたが、パスワードが確認するタイミングで、トラベラーズノートに転記しました。

 トラベラーズノートによるアナログなパスワード管理は、とても有効であると思います。ページの耐久性が良いので、何度ページを手繰っても、ページは破れません。

 

 ここで、なにもトラベラーズノートにこだわらなくてもよいのでは?と思う方々がおられると思います。この疑問に対しては、私の考えがあります。トラベラーズノートに使われている「MDペーパー」が素晴らしいので、トラベラーズノートを手放せません!この紙は、細かい字を書き、小面積の紙面に多くの情報量を記載するのに適していると思います。また、使う筆記用具を選ばず、どの筆記用具で記入しても、書き心地が気持ち良いのです。また、表紙や紙の耐久性は非常に高いので、繰り返し使用しても、ヘタることが少ないのです。MDペーパー万歳!

 

 話は脱線しますが、細かい字を書くには、超極細(EF)の万年筆を使うに限ると考えています。トラベラーズノートの紙は非常に上質なので、極細の万年筆による筆記において、かすれたり、にじむことが有りません。おおよそ、3.5mm四方の枠内にも筆記することができ、文字が潰れる事もありません。私は、細かい字を使って情報の密度を高めているので、トラベラーズノートは好適であると考えています。私は、リフィルの互換性を重視して、パイロットの万年筆を使っています。

 

 

 

 革でできた表紙の耐久性は、非常に良いです。シンプルな革の加工品なので、メインテナンスがしやすく、ゴムも適宜交換ができるので、メインテナンスをしっかり行えば、長く使うことができます。艶出しのテクニックを用いれば、美しい光沢を保つことができます。表紙やノートがタフなので、旅行で携帯しているときも、外で気兼ねなくノートを使えます。旅先のあらゆるところ、時には新幹線車内のテーブル、公園のテーブル、はたまたどこかの大きな石の上に置きながら、あるいは電車の中で手で持ちながら、旅の記録をすることができます。

 

 トラベラーズノートの好きな点ははまだ、語りつくせないことが多々あるので、今後もポストしていきたいと思います。

 下の写真は、中目黒のトラベラーズファクトリーで一息ついた時に「戦利品」を並べたものです。

 

 

私は2011年以降、寝具は寝袋と決めています。冬になるとスナグパックのアンカークティカを頼りにしています。夏が過ぎて急に秋が来た頃から、私はナンガの寝袋を使って、掛け布団のようにして寝ていました。敷布団はサーマレストのリッジレストを使用しています。アンカークティカの保温性が、安眠を約束してくれるので、とても信頼しています。中綿は化学繊維なので、重量や体積は、羽毛の寝袋と比べ増えてしまうのですが、背中の安定感が高いので、ナンガの寝袋より安眠できるようです。

 

 

 

 

 

 

 私が寝袋とマットで寝るようになったきっかけは、2011年の東北地震で、このときになぜか、「体育館で寝泊まりする前提」で睡眠を取ろうと考えたからでした。すなわち、どんな環境下でも十分な睡眠を取るためのノウハウを種々検討していたのでした。マットの試行錯誤(材質検討、メーカー別検討など)、寝袋の選定(中綿は羽毛か化繊綿かなど)を経て、今の組み合わせに行き着きました。四季を通して快適な環境を追求した結果、マットはクローズドセル、つまり空気を入れなくても良いマットの方が、背中が疲れないことがわかりました。また、寝袋は何よりも、身体を包み込む空間には、空気を密閉できる仕組みのものが、寒さを感じない上で重要だということがわかりました。

 

 最初に購入したマットは、サーマレストのプロライト。層間剥離が起こらずに非常に良いマットでしたが、体重移動に伴い背中に違和感を覚えること(私の体重が重いせいもありますが)と、幅が狭いので寝返りが打てないなどの不具合があり、スノーピークのマットレスを、スノーピークの封筒型寝袋とともに導入しました。

 

 

 

 

 スノーピークは、アウトドア界のラグジュアリーブランド的な位置付けで、品物は大変良いものでしたが、封筒型の寝袋は密閉性が悪いので、身体の周りの空気がどんどん入れ替わったために、とても寒い思いをしていました。一方で、スノーピークのマットレスは非常に品質が良かったので、家族の綿布団を、全てスノーピークのものに切り替えました。しかし、いくら丈夫なマットレスでも、毎日使用して、時々布団を干していると、幾つもの穴が空いてしまい、空気が抜けた状態で使っていました。流石に子ども達から文句が出たので、普通の布団に戻しました。

 

 寝袋も種々の検討を行い、身体の大きい人に対応しているナンガの寝袋を導入しました。これは洗濯機で気軽に洗うことができたので非常に重宝しましたが、一度オキシクリーン漬けを行ってしまった結果、ふわふわ感(ロフト)が大幅に減少してしまったので、別の寝袋を購入するに至りました。羽毛でない寝袋はスナグパックのものを種々検討して、ソフティー3の寝袋、タクティカル仕様、夏用のジャングルバッグ、最後にはアンカークティカ。なおアンカークティカのセンタージップ仕様というものは、緊急時に寝袋から素早く出ることを目的としており、ジッパーがすぐに開けられる仕様となっているのですが、その反面、寝ている最中にもジッパーが開いてしまうので、注意が必要です。また、イギリス人の脂肪量などに合わせて耐寒温度が設定されているため、表示されている使用温度を鵜呑みにすると、冬に寒くて後悔すると思います。

 

 

 ちなみにスナグパックの寝袋のほとんどは、イギリスのアウトドアショップの通販で購入していました。今はAmazonやアウトドアショップでも見かけることができるほど、メジャーな存在になったようです。スナグパックの良い所は、ゆとりのある設計(190cmの人が入れるような長さ)、丈夫で、靴のまま入っても大丈夫な内張が行われていること、安定感のある中綿でしょうか。中綿は化学繊維ですが、洗濯にも耐えられるし、水濡れにも強い仕様で、とにかく「ロバスト」という言葉が似合う寝袋です。可搬性や快適さをとると、ナンガの羽毛の寝袋が心地よいですが、どんなときにでも使える安定感は、スナグパックの方が上です。

 

 長々と書いてしまいましたが、私は寝袋とマットで就寝しているという話でした。

 

 2023年2月に、森永卓郎さんのB宝館に訪問しました。氏の著書『「マイクロ農業」のすすめ』に書かれていた、個人的所蔵物を陳列した建物を訪問するため、月に一度しか開館していない場所に、ピンポイントでスケジュールを立てました。2025年の現在はメディアに頻繁に登場しているこの館も、当時は、マニアックな人々にしか認識されていなかった、ミュージアムだったと思います。

 

 私は関東に住んでいないので、スケジュールはなかなか合わなかったのですが、幸い、2023年2月に訪問することができました。埼玉県所沢市、新所沢駅から歩き、住宅地の中にひっそりと立っているビルディングに、なんともチープな看板が立っていました。この時はたまたま、森永卓郎さんの息子であり経済評論家である、森永康平さんが訪問することがSNSでPRされていたので、混雑も予測されました。

 

 私が訪問したのは午前で、森永卓郎さんはおられたものの、森永康平さんは、午後に訪問したとのことでした。午前中は、ネットメディアの記者の方が、森永卓郎さんにベッタリと取材しており、氏の後ろ姿しか追うことはできなかったものの、ライザップ後に順調に体重を戻した氏の姿と、ライザップの看板に使われた氏の引き締まった写真とのコントラストが印象的でした。

 

 館内は圧巻の陳列物で、私も大量に接し、消費し、捨てていた物たちが、綺麗に陳列されていたのが印象的でした。空き缶、空き瓶、ミニカー、箸入れ、菓子のおまけなど、本当に物持ちの良い方だと思いました。1階、2階ともに所狭しと陳列されていた物たちは、とても誇らしげでありました。

 

 この日に備えて、実は、色紙を2枚購入していました。取材が一息して、森永さんがおもむろにテーブルについた後に、突如サイン会が開催されました。私は自分の分と、母親の分を渡して、サインを書いてもらいました。「素敵な愛を」。シンプルなメッセージでありながら、森永卓郎さんの内面を表すサインでありました。

 

 B宝館を去る前に氏の新刊「増税地獄」を購入しましたが、もっと希少性の高いグッズを購入すれば良かったと思いました・・・

 

 サインを母親に渡すと、思いの外母親が喜んで、翌月に、母親もB宝館を訪れました。森永卓郎さんと記念写真を撮影してもらった映像を、ラインで送ってもらいました。サインは今でも実家に飾ってあります。

 

 そして森永卓郎さんは2023年の12月に突然、膵臓がんの治療を開始する旨のニュースが流れ、私の母は、2024年の1月に血管内リンパ腫が判明して治療を受けていました。この時は想像しようもなかった、数奇な関連性でありました。幸い私の母も、奇跡的な抗がん剤治療で奇跡的に生還しました。改めて自分のYouTubeを眺めると、不思議な巡り合わせを感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 私が日常で着用する服の半数以上は、ユニクロの服です。特に、仕事に関連する服は、通勤用の私服、スーツともにユニクロ率が50%以上です。何よりも安価であり、移動中に楽に動けるし、汚れにくくて旅にも適しているからです。

 

 ユニクロの服は、定番品がそれほど変化せずに続いており、時々コストダウンのための変な事、例えばスリムな型、パンツのファスナーが短くなることなど、いろいろな策が行われますが、お気に入りのサイズや柄、色については、ある周期できちんと再現されているので、継続して愛用しています。

 

 ただし、お気に入りの服ができても、それを来年も購入できるかというと、なかなか保証できないので、買いだめできるようであれば、同じ服を2枚購入したいと思っています。特に、仕事に関する服は、公私問わず、私にとってのユニフォームと考えているのでジャケットで良いものが発売されたら、是非とも2着持ちたいです。

 

 私は、日本を代表するトラッドのブランドである「VAN」より、かなり後の世代ですが、田舎町のトラッド専門店で、Jプレスやトラッドの洗礼を受けた経験から、今でもチノクロスのパンツや、ボタンダウンのシャツを愛用しています。スーツはJプレスとラルフローレンを愛用していましたが、私の体型がふくよかになった事や、保管中のカビの繁殖がひどくなった事もあり、全て手放しました。

 

 昨年、久しぶりにチノクロスのパンツが欲しいと思い、ユニクロを訪問しました。相変わらずカラフルな商品陳列と明るい店内、テキパキと働く店員さんがおり、お客さんも多く来店していました。この店はレイアウトを熟知しているので、目的とするコーナーに一直線で向かい、チノクロスパンツを探しました。なお私は、ユニクロでお気に入りのチノパンツを入手できない時には、決まってイトーヨーカドーに行きます。

 

 ユニクロのチノパンツは、不幸にも、私のウエストサイズに合う在庫がなく、かつ、布地のシワのつきやすさが目立ったため、別のパンツを探しましたが、これが本題の「人民服」と出会ったきっかけでした。「タックワイドパンツ」という服で、ウエスト部分に目立つタックが目印でした。イージーに着こなせ、身体に負担がかからないゆったりとしたスタイルが良いと思い。これを試着することにしました。

 

 ダボっとしたスタイル、ウエスト周りの余裕、リサイクルしたポリエステル繊維を使用しているこの服は、トラッドのチノパンツからは、路線が逸脱している服ではありましたが、好奇心に駆られてこの服を購入しました。製品についているRFIDタグが進化しているのも興味深かったことも、後付けの理由でした。

 

 自宅で改めてこのパンツを履いてみると、想起される風景がありました。ある国の指導者が履いているズボンと似ていた事。腰回りのタックがそっくりでした。このタックがあることで、幅広いウェストを有する人々が、ワンサイズのパンツを選択することができる。ユニクロはサイズ展開を減らせるし、ユーザーからしたらサイズ選定をあまり考えなくて済むので、一見ウィンウィンの関係だったかもしれません。

 

 このことを踏まえ、ユニクロの服は「人民服」あるいは「国民服」を狙っているのではないかという仮説を持つに至りました。私にとってはユニフォームとなっているユニクロは、国民にとっての定番服であり、着る人を選びません。

 

 そういえば、会計の時レジから人が一掃され、当然の風景のように無人レジが稼働していたのにも少し驚きました。店員さんも少なくなった気がしました。さまざまな自動化、効率化の結果、人々は労働から解放されて、自分の時間を楽しめるようになるのであろうかとも思いましたが、ユニクロのスタッフの皆さんは、どのような心境だったのでしょうか。

 

 さておき、ユニクロのタグを眺めるのは、経済環境を推測する上で楽しいです。製造拠点は、中国からベトナムに移った製品もあるようです。今回の経験をもとに、ユニクロの仕事ぶりを考察すると、腰回りの許容度の深さ、製品の繊維の組成、生産国など、実によく考えられていると思いました。ユニクロがいまだに「大企業病」を経験していない様子を感じるのは、このタグの変遷だけでわかる気がしましたが、実際のところはどうなんでしょうか。

*その後ユニクロをあまり訪問しなくなったのですが、この手のパンツは見かけなくなったような気がします。

 

 

 

 私はハンカチの代わりに手拭いを携帯しています。手拭いはハンカチと比べて面積が広く、吸水性が高いです。いざというときには手拭いを割いて、止血もでき、包帯の代わりにもなります。首に巻いて防寒もできます。コンパクトなスカーフ、ネックゲイターがわりになります。要は、手をぬぐう以外にも多くの用途があるから、好んで使用しているのであります。

 

 

 

 手拭いは、洗った後にはシワだらけになってしまいます。そのまま使っても全く問題ないのでありますが、アイロンをかけた後の肌触りは最高で、ポケットへの収まりも良いです。何よりもアイロンをかけた手拭いを持っていると、取り出す時にシャキッとした感じがして、気持ちが良いものです。なので時々5~6枚の手拭いを、まとめてアイロンがけする習慣がありましたが、最近はこれをサポっていました。

 

 アイロンがけのポイントは、最も高い温度に設定して、さっと手短にアイロンを当てることで、シワを取るとともに、水分を飛ばし、なおかつ殺菌も行うことです。アイロンがけをしているときは、ほぼ無心に作業するか、何かを聞きながら行うことが多いですが、多くの手ぬぐいを眺めていると、色々と考えてしまいます。

 

 5~6枚の手拭いをアイロンがけしながら、様々な柄の手拭いを眺めていると、これを入手したときの背景を思い出します。

 スノーピークのバーナーがプリントされた手拭いは、スノーピークのポイントカード特典でした。スノーピークは、2011年から防災用具として、色々な製品を買い集めていました。おかげでプラチナ会員となり、手拭いは、ポイントで頂けたものでした。大災害の後、これら道具たちは経年劣化したり、ほとんど使わなかったりしました。幸いに災害に遭わなかったこともありまして、スノーピークの道具たちは、一昨年ごろに、ほとんどを手放してしまいました。そんな中、2024年に入って石川県で大地震が発生した後、バーナーとクッカーを、再度購入しました。

 

 

 

しかしながら、バーナー(ストーブ)は、専用のガスが必要なので、ガスが手軽に入りにくいと思います。私は以前、SOTO(ソト)のバーナーを持っていましたが、これはコンビニ等でも手軽に手に入るボンベを用いているので、災害対策でバーナーを揃えたい方には、こちらをお勧めします。

 

 

 

閑話休題

 

 次の手拭いは、富士山の頂上にある売店で購入した手拭いです。富士登山は2010年から2019年の間に毎年登り、シーズンによっては2回登りました。4つのルート全てから登り、吉田口は富士通のバスで降りた場所から1号目を経由して、頂上まで登ったこともありました。この手拭いは、1回目か2回目の登頂後に、山小屋で購入したと記憶しています。

 

 次は、月の満ち欠けがプリントされた手拭い、近所にあるオーガニック系ショップで購入しました。ここでは、コットン帆布でできた肩掛けカバンも売っていて、過去に、亡き父親にも購入してプレゼントしました。このカバンは、葬儀の時の思い出の品として、葬儀場に展示していました。散歩用カバンとしては最適だと思いました。メーカーは忘れましたが、帆布工房のプロダクトが近しいテイストです。」

 

 

 次は近所の神社で購入した、特別な柄の手拭いです。エンジ色に近い赤と、白とのコントラストがきれいな文様で、出張の時に必ずと言ってよいほど携帯した手拭いでした。いわゆる「勝負手拭い」。今回アイロンをかけた際に、うっすらとカビの匂いがしていました。そういえば出張の頻度は、コロナ禍を境に激減しました。

 

 最後は、「かまわぬ」の手拭いです。私は「かまわぬ」が最初に集めだしたきっかけであり、手拭いを使い始めた当初は、ほとんどが「かまわぬ」の手拭いでした。手拭いは、よほどの使い方をしない限り長持ちするので、少しずつ溜まってくるのですが、意外と「かまわぬ」以外の手拭いが多かった事実に気づけた、アイロンがけでありました。

 私はすでに50代となるおじさんですが、学生時代はずっとスポーツを行ってきて、怪我をたくさんしてきました。スポーツ以外でも怪我をしたことがあり、中学生の時には肋骨を3本折りました。その怪我は、木の上に乗っかったボールを取ろうとして、友達から集めたタオルを繋いだロープを使って木登りしたところ、タオルが解けて転落し、肋骨から落ちて怪我をしました。

 

 学生時代の怪我で最も尾を引いた怪我は、ラグビーの試合中に起こしたじん帯損傷でした。ボールを持って走っており、パスを渡した後にタックルを受けました。パスを渡した後に安心して、中途半端な受け身を取ったため、膝が不自然な方向に曲がって、その後、力が入らない状態で試合を続けていました。しかし余りにも足が動かなかったため、交代してもらいました。病院で診断を受けましたが、前十時靭帯損傷と半月板損傷。以降復帰するも数回膝崩れが起きて、結局最後までラグビーを続けることができませんでした。 

 

 その後、社会人になってから、運動会中に膝崩れを起こし、手術を2回受けました。手術後も冬の時期には膝崩れを起こすこともあり、あまり大層なスポーツはできなくなりました。そして齢を重ねるとともに、歩くことが私にとってのスポーツとなりました。

 

 社会人になった後、静岡に転勤になったことがきっかけとなり、毎年富士登山を行いました。富士登山は単調な登り下りをこなしますが、多くのスキルを要しないので、比較的容易に登頂できました。下のYouTube動画は、スライドショーを後でまとめたものです。

 

この時に撮影した自撮り写真が、現在の私のアイコンとなっています。いわゆる弾丸登山を実施して登頂できたものの、山頂で寒さに負けてしまい下山しました。宝永山で夜明けを迎えて、登る朝日を見ながら、自然の美しさと、恐ろしさを実感しました。

 

 富士登山はコロナ禍が来る前まで、2010年から2019年まで実施し、10回以上は登ったと思います。この際に装備品のアップデートを頻繁に行い、また、富士登山のトレーニングを兼ねて、近隣の低山を登ったり、富士山の周りにある東海自然歩道を歩く、トレッキングを好むようになりました。下の動画は東海自然歩道を歩いた動画です。結局2年に渡って富士山を半周程度して終わりました。

 

 私は、実家の近くに、米軍の放出品を扱っていた店があったことから、中学生位の頃から軍もの(サープラス)に接する機会が多く、これらの無骨さや、機能性が好きになったので、この時の装備はタクティカル系のものが多かったです。特に5.11(ファイブ・イレブン)というアメリカのメーカーが提供するタクティカルウェアや靴を好んでいました。しかしアウトドアで活動する際の機能性は、モンベルを代表とするアウトドアメーカーのものが秀逸であることに気づき、以降はモンベルを中心とした衣類、ザックもオスプレー、グラナイトギアなどを使うようになりました。

 

 

 

 コロナ騒ぎの中も、人を避けながらウォーキングを行い、コロナ後はトレッキングをきっぱりと止めて、ウォーキング専門となりました。冷静に、富士登山やトレッキングの履歴を振り返うと、あまりにも危険な行動を行っていたと考え、かつ、私も歳を重ねるにつれて、身体能力の衰えや、回復力の遅さなどが気になったからです。ここで自分の実力を過信しなくなったのも、若い頃に膝を怪我したことが大きな要因かと思います。

 

 中年になって登山を始めたり、あるいは登山を再開する方は多いと思います。しかし、自分の身体能力や回復力を、経験でカバーできる範囲は結構限られていると思いますので、自分の身体の状態を見極めながら、登山を楽しまれたら良いと思います。

 

 私はもうトレッキングを再開するつもりがなく、ひたすら、アスファルト上のウォーキングを楽しむのみです。実は、コロナ禍に散歩している最中につまずいて、額を4針ほど縫う怪我を負ってしまって以降、その思いが強くなり、現在は歩くことだけで満足しています。自転車にも最近は乗っていません。自転車は近年、車道を走ることを強要されるようになり、いくら法的に正しいルールといえども、自動車道路の狭さを考慮しない、ルールの強要が目に余るので、私自身は自転車に乗らないこととしました。

 

 歩くことについて。歩くだけでも、心肺機能は強化され、脚力が付くし、自動車や自転車、あるいはランニングしている最中には分からない気づきが多いと思います。新しくできたお店や、道端に生えている草花、空の変化や、頬をかすめる風の温度など。熱いさなかに歩くのは苦行に思えて、慣れてしまうと実は楽しいです。それに、歩くことにかけるコストは、少し上質な靴と、汗を上手に発散する服、タオルなどの小物を入れておく小さなリュックなど、比較的お金をかけずに揃えられます。足腰に自信のない方は、トレッキングポール(杖)を持たれることをお勧めします。

 

 

 

 

 突然結論に至るのですが、これから運動不足を解消しようとされる中年や高齢の方は、歩くことを習慣化することをお勧めします。

 

 

 私は以前から、トラベラーズノートに「毎日持ち歩く物たち」すなわち「EDC」を詰め込んで携行しています。昨年、高城剛さん高城剛さんの新刊である『LIFEPACHING 60』を読んでから、その中身を見直しました。

 

「EDC」とは Every Day Carry の略で、私なりの解釈では、例えば腕時計やスマートフォンなどの日用携帯品とは別に、何か起こった際に役立つグッズを指していると思います。この考えは、過去にも多くの方が実践しているので、「EDC」の実践については昔から行われてきたことと思いますが、「EDC」なる言葉が日本にも登場してきたのは、ここ数年の話だと理解しています。

 いざという時に役立ちそうなもの。特に外出先で何か発生した時に役立ちそうなもの。これらをコンパクトにまとめてバッグの底に潜ませておく。近々大きな災害が来ることが叫ばれている2025年において、EDCこそは、皆さんで携帯したほうが良いと考えて動画を作成しました。

これらEDCを見直すきっかけとなった書籍は、先述の通り、高城剛さんの新刊である『LIFEPACHING 60』でした。本書には私のEDCを再構築するための有益な情報が満載されており、なおかつ、新宿の紀伊國屋書店で売り切れたと思い込んでいた「おまけ付き」書籍がまだ残っていたので、めでたく、新たなEDCをセットアップさせる入れ物を手に入れることができました。画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 272%E9%83%A8%E5%93%81%EF%BC%91_1.76.1-1024x576.jpg

 

 この「おまけ」は、高城剛さん主催の有料メルマガ『高城未来研究所「Future Report」』読者限定企画で、本『LIFEPACHING 60』の読書感想文を昨年2024年の12月26日までにAmazonに投稿して、手続きをした人全員に配布される予定となっています。もちろん私も投稿しました。2つの入れ物をどのようにして活用しようかは、楽しく検討中です。

 さて、私の現在のEDC構成についてまとめた動画が、冒頭に貼り付けたTRIBLOG #272となります。従来、EDCという言葉を用いずに、トラベラーズノートの構成を紹介した動画はすでに共有しており、今回はこのアップデート版となります。下の動画は、2022年10月17日投稿。微妙な変更がなされましたが、あまり構成は変わっていないと思います。

 

 トラベラーズノートにEDCを組み込むメリットは、ノートと一緒に細々としたものを収納できることと思います。いざという時には、メモや記録を書き留めるノートが必要だと思います。また、パスポートサイズだとポケットに入れることができる大きさなので、持ち歩きが行いやすい点が、メリットだと思います。

 EDCは毎日携行するのに負担がかからない仕組みが必要だと思います。ノートと一緒に携帯すると、ノートにメモしながら、これらEDCの存在を意識できるので良いです。EDCは、いざという時に出てこないと、役に立たないからです。例えばあなたが指を切ってしまった際に、EDCに入れていた絆創膏(個人的にはバンドエイドが良いです)の存在を忘れたら、スムーズに止血できません。旅先でどうしても絵葉書を出したい時、切手が60円切手しかなかったら、今のご時世では投函できません。

 

 

 

 

 

動画では細かく、EDCに実装しているモノたちの意味を紹介していませんが、本ブログで今後、語っていきたいと思います。

 私の所有しているモノ達のなかで、最古参は、ゼロハリバートンのスーツケースです。その前はオメガのスピードマスター(確か3代目のバージョン)でありましたが、使わなくなり手放してしいました。いずれのモノも、アポロ計画に関するモノでした。

 

 ゼロハリバートンのスーツケースは、約30年前に購入しました。海外旅行に行く計画のないまま、アポロ計画の幻想に影響され購入しましたが、その約3年後には、東南アジア某国に1年弱出張することとなり、思いがけず役立つこととなりました。

 以降、何度も海外出張することとなり、とにかくゼロハリバートンのスーツケースは活躍してくれました。ケースの外殻(シェル)部分は、凹みや傷がつくものの、割れたりせず、ハンドル、キャスター、留め具、鍵の部分が等しく定期的に壊れ、都度交換していました。

 

 海外旅行が少なくなった最近には、子どもの引っ越しに付き添っていました。久しぶりに使用していたら、キャスターのゴムが劣化していて、転がすたびに嫌な音がしていましたが、ケースそのものは何の問題なく、中のモノをしっかり保護していました。アポロ計画において、月の石を持ち帰るために使っただけあります。なお、旅行から帰った後、キャスターのゴムが全て取れており、プラスティックが剥き出しになっていることが判りました。修理すると、近頃の安いスーツケースが楽に買えてしまうので、修理しようか、処分してしまおうか迷いながら、すでに半年経過しました。

 

 ゼロハリバートンのスーツケースは、リモワのケースと比べて人気がないですね。リモワも4つ保有していましたが、すべてメルカリで譲ってしまいました。ゼロハリバートンも一時期メルカリに出品しましたが、全く売れませんでした。シェルの丈夫さは、圧倒的にゼロハリバートンのほうが強いのですが、デザインはリモワが良く、ベコベコに凹み、ステッカーをベタベタ貼っているリモワのケースをステイタスにしていた流行もあったこともあり、近年はゼロハリバートンの姿はあまり見かけませんね。リモワは良い時期にプラスティック製のスーツケースを世に出して、上手にイメージ戦略とコストダウンを両立させましたが、ゼロハリバートンがプラスチック(あえてプラスティックとは呼びません)のケースに手を出したことを知った際には、ゼロよ、お前もかと叫んでしまいました。

 

 

 

 話は変わり、トゥミ(TUMI)のカバンは、私が大前研一氏に関する雑誌記事を見ていた限りでは、革の製品である認識であったのですが、最近はナイロン製品がほとんどです。同様に、リモワも、ゼロハリバートンも、従来のジュラルミンから脱却して、プラスチックの材質が幅を利かせだしているのが悲しいです。

 カバンメーカーの材質変更は、個人的には好みではなく、ゼロハリバートンにはジュラルミン製品を継続的に作り続けて欲しいとは思うのですが、そもそも旅行に携行するモノは年々減っている傾向にあるので、そのうちスーツケースを使わなくなるであろうと、考えている今日この頃であります。高城剛さんの「PACKING」シリーズをフォローしていますが、年々持ち物が少なくなる姿を見て、私もそのうち、預け入れ荷物は要らなくなるだろうと思いました。

 

 なお今のところ、ゼロハリバートンのスーツケースは、夏冬の服を保存する箱となっています。下の写真は私の私物で、海外出張を高い頻度で実施していた頃に、軽量化を図ろうと内張を全て取り去ったために、ジュラルミンの表面が剥き出しになった渋いケースとなっております。


 

 

 

 

 

 

 

 

私のYouTubeチャンネルでは、スマートウォッチに関する動画をいくつか投稿していますが、私がなぜこれほどまでにスマートウォッチを色々と試しているかを、ブログに書きたいと思いました。

 

 まずは、スマートフォンの通知を見逃さないため、です。スマートフォンとペアリングして繋がったスマートウォッチは、スマートフォンがカバンの中に入っていても、通知を知らせることができます。スマートフォンの音量を大きくして、ラインの通知を待ち受けなくても、腕の上で通知が来たことを確認できます。これは逆にストレスになるかもしれませんが、通知を送る優先度は、アプリ単位などで選べるので、例えばあなたがどうしても連絡を見逃せないラインメッセージや、メルカリの通知をしっかりと知らせるようにして、ダイレクトメールが多くなったメールは、通知が来ないようにしても良いと思います。

 

 次に、自分の健康状態と把握するためです。私が気を付けて確認するのは、一日当たりの歩数と、心拍計のトレンド、睡眠時間です。一日当たりの歩数は、一日一万歩を毎日達成しようとは思っていませんが、日常的に歩く習慣をつけておきたいから、あまりにも歩数が少ない週には、できるだけ散歩しようかと思います。毎日歩く習慣は、週に数回フィットネスジムに通うよりも、健康になれると信じています。健康を維持することには、基本的にはお金はかからないはずです。

 

 心拍計は、運動の効果を確認するために、身体に負荷がかかっているときの心拍数について、平均的な心拍数を把握しておき、散歩しているときに少しペースを上げようか、あるいは少し休もうかなどと、考えるときに便利です。私が富士登山を行った時には、意識的にゆっくりとした行動を心がけて、心拍数を100以上くらいに上げないようコントロールしました。お酒を飲んだ後の睡眠時にも、心拍数の下がりが遅い場合の、酒が抜けていない様子や、アルコール処理のために内臓が動き、深く睡眠できていないことを実感します。これは、夜中にもスマートウォッチを着用しておく必要がありますが、睡眠分析のためには必要なことなので、検討してみてください。

 

 睡眠時間は、日中の行動結果や生活習慣、ストレスの蓄積が、そのまま表れてくる指標だと思うので、例えば8時間必ず寝ようと考えたら、日中に運動したり、ストレスを貯めないようにしたり、お酒を程々にしたりと、スマートウォッチのデータを見ながら、自らの生活習慣を改善するきっかけになると思います。

 

 その他よく参考にする情報は、その日の天気予報、海外の時刻、月の満ち欠けでしょうか。スマートウォッチの文字盤を眺めるたびに、これら情報が表示されていると、いちいちスマーフォンで確認する必要がなくなって効率的です。

 

 表示される情報以外でとても重要視しているのは、ストップウォッチやタイマーを気軽に使えることです。タイマーは、麵をゆでるときや、お湯を沸かすとき、無料駐車場が有料となる残り時間を把握するなど、何か忘れてはいけないイベントを思い出すたびによく使います。ストップウォッチは、ある作業を行うに要した時間や、目的地にたどり着くまでの時間を計測します。

 

 あと、使いこなすと便利なことは、散歩したりジョギングの履歴を、地図上の軌跡、距離、時間、心拍数と結び付けて記録しておくこと。行動記録や運動記録など、後で思い出すのに役立ちます。私はマラソンは行わないのですが、ランナーの方でマラソン大会の出場を狙っている方にはお勧めできます。

 

 最後に、当たり前ですが時間がわかること。これは、スマートウォッチによっては、すぐに時間がわからない機種も結構あるので、あえて書いておきます。スマートウォッチの「常時表示」機能については、別のブログ投稿でも書いてみたいと思います。

 

 おまけですが、数々のスマートウォッチを使用した経験からの総括を、数年前に動画にしたので、ご参照ください。