キヤノンのEOS M3は、2015年に販売された、APC-Cセンサーサイズのミラーレス一眼カメラです。Mシリーズは、M6を最後に次の生産を行わないとのことですが、小さなサイズの割には良く映るカメラです。この動画ではEFレンズを間違えて購入したので、アダプターを追加購入して使っていました。ボケ味が素晴らしいレンズでした。私はこのカメラをWEBカメラとして使うことを検討していましたが、外に連れ出すと良い働きをしていたので、その後購入した11-22レンズと合わせてスナップ写真を楽しみました。

 

今回は、この動画を見ていただいた方からのコメントで、Mシリーズ機種の、液晶ビューファインダーの表示が綺麗ではない旨のコメントでした。私はM3した操作したことがないのですが、確かに10年前のデジカメは、液晶画面は綺麗ではありません。今では有機ELが主流でしょうが、10年近く前の液晶画面は、バックライト式液晶でかつ画素数も多くないため、写真の厳密な出来上がりを見るには不適切と思います。

 

写真の出来上がりという点で思い出しましたが、いわゆる銀塩フィルムカメラを使っていた頃は、撮影後の仕上がりを確認できるのは、早くて半日あとでした。巻き上げたフィルム(私は36枚撮影のもの)を、街の至る所にあるDPEショップ、あるいは写真店に持ち込み、早くて1時間後、遅いと1日は待たされて、紙にプリントされた写真と、ネガフィルムを受け取ります(流石にリバーサルフィルムは使いませんでした)。今のデジカメはISO感度を調整できるのが当たり前ですが、銀塩フィルムはISO100やISO400の感度が通常で、光量が足りないと真っ黒な写真がたくさん写っていたということが、多々ありました。

 

もちろん、ISO感度やカメラの受光量に合わせて、絞りやシャッタースピードを合わせてくれるモードはありましたが、例えば室内だと、ストロボ(フラッシュ)を使わないと、ほとんど撮影できませんでした。このこともあり、昨今のスマートフォンの写りのよさには驚きます。

 

このこともあり、銀塩フィルムカメラで写真を撮影するときは、仕上がりを想像しながら、慎重にシャッターボタンを押していました。フィルムも、現像料金も安くは無いし、何よりも撮影に失敗した時のショックは大きいです。周囲の光を読んで、仕上がりのボケ感を想像しながら絞りを調整して、対象物の動きを表現するために、シャッタースピードを検討します。ドイツが東西に分かれていた頃のコンタックスを使っていた時には、露出計を使って撮影していました。とても楽しい思い出です。

 

私自身、古いデジカメの画面は、それほど気にならないのですが、スマートフォンに慣れ親しんだ方々には、クオリティが低いと考えるのは、とてもわかります。しかしながら、写真の出来上がりをパソコンなどで確認すると、とてもよく写っています。画面は主に、アングルの確認となります。高級デジカメ、特にフルサイズ(旧来の銀塩フィルムと同じセンサーサイズ)カメラをお持ちの方は、仕上がりを見ながらシャッターを押したいのでしょうが、私のようなオールドデジカメを楽しみたい方は、仕上がりを想像しながら、ほぼ目測でシャッターを押すことをお勧めします。