深田萌絵さんのチラシ配りがネット界隈をざわつかせていると私は感じているのですが、そこで思いついたことは、紙のメディアは意外と良いかもしれない、ということです。
私はまだ、新聞を定期購読しているのですが、偏向報道などと言われている中でも、表示されている項目は常に公平で偏りがなく、均質なコンテンツが収録されているメディアだと思います。
ネットにおける検閲や、言論の自由についての危機意識が叫ばれている(?)のですが、YouTubeで言論統制があるのでニコ生に遷移することは、あまり言論の自由を担保できず、単なるサブスクリプションへの誘導にしか見えてきません。これら「ネット」のインフラは承知の通り、アメリカが開発した通信インフラと通信方式に基づいて建設されており、プラットフォームも、オペレーティングシステム、ブラウザー、ソフトウェア(アプリケーション)ともに、日本で独自に所有しているものは殆どありません。私が知る限り、トロンOSや「超漢字」は日本特有のOSだと思うのですが、土台はDOS\VマシンのWindowsであり、パーテションを区切ってインストールした記憶があります。
以前、苫米地英人さんが提唱していた「ピンホールTV」における「ピア・トゥ・ピア接続」は、パソコン同士でネットワークを構築する技術だったと思いますし、現在提供されている「フォートトーク」でも独自プラットフォームやSNSがあります。
企業のコミュニケーションツールは、マイクロソフトが提供するサービスが大手を振っており、クリエイティブ系?はマックが使用されていると思いますが、最近のクラウドサービスへの舵きりをみて、企業の情報管理は完全にフリーになってしまったなと感じています。マイクロソフトのツール類は最近、頻繁に仕様変更を行なっており、これらを使いこなせないと、基礎的なビジネスのコミュニケーションが取れなくなってしまいます。まだかろうじて電話回線が通じているのですが、そのうち通信費削減を名目に、電話回線もなくなるでしょう。
そこで冒頭の深田萌絵さんによるチラシ配りなのですが、このことで想起されたのは、今までの通信インフラへの危惧に加え、衆人に情報を浸透させる手段としての、紙媒体の強さでした。さらにいうと、戦時中に飛行機からばら撒かれた、投降を促すビラ類。地味でありながら、人々に情報を植え付けるための、良好なメディアなのではと思いました。
言論の自由は、ネットを媒体とする限りは、何らかの規制が入るのは間違いなく、これを回避する最良の手段は「紙」なのかもしれないなと思います。私は、記録についてはネットに依存する部分と、紙に信頼を置く部分があります。このため、ノートや手帳に関する動画をいくつか作成しています。
ノートや手帳は、経年劣化に強く、インフラの急激な変化の影響を受けることなく、保管場所をしっかりすれば、機密は守られます。検索性は記録をとった人の記憶に依存しますが、これがかえって良いのです。
言論の自由について疑念を抱く活動家の方々は、独自のメディアとしてのビラや、新聞を作成されると良いと思います。
