海洋研究開発機構で有人潜水調査船しんかい6500をみてきた〜と言ってもちょうど約2年前だ。深海は地球に残された唯一の空白部分と言われとても興味がある世界だ。
そこで色々聞いたんだけど、ビックリしたのはしんかい6500は一級船舶免許で操作できるというだ。ということは遊覧船のおっちゃんでも操船しようと思えばできちゃうってことか!!topics170621
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(某ブログ風に言うと「実はここだけの話私、1級船舶ホルダーなのでしんかい6500理論上操船できちゃうんですっ」てことか・・)
あと、ロボットアームの操作はUFOキャッチャーに似ていて、ゲーセンで景品取りすぎて出禁くらいそうになったとのこと。

昔、日体大のそばに住んでいる知人にきいたのだけど、日体大の周辺の食べ放題店の店頭には大きく『日体大生入店御断り!!』って書いてあるって言っていた。理由は採算がとれず大赤字ぶっこいて食べ放題店が続々潰れまくったそうだ!!
今は知らんけど・・(今ならさらされて炎上するのでないと思う。)それに近いのかな!!

その他、色々聞いたり調べたりしたので書いておきます。



写真↓
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【免許】
日本海技協会に登録してあり重量27トン。
法規的には一級船舶免許で操作可能だそうだ。
経験を積み運行チームの潜航長や整備長のお墨付きがあればね免許皆伝でパイロットとして活動できるとのこと。
(ただ、カリキュラムのようなものがあり座学何時間とか実際潜航何時間とかあるそうだ。)
深海中にもっていくものは、高圧実験水槽でテストしたものだけだそうだ。
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コックピットのイス
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【ロボットアームについて】
アーム(マニュピュレーター)操作は、着底した状態が理想で、着底出来ないときはサンプルバスケット(マニュピュレーター下にあるかご)を岩などに押し付け支点にしたりする。
(そのためバスケットが『く』の文にまがったこともあるそうだ。)

マニュピュレーターの練習をかねてよくゲーセンに行くそうで、マニュピュレーターの操作とUFOキャッチャーはよく似ているという。UFOキャッチャーのもはやプロレベルで腕前は景品がとりすぎて出禁になりそうになることもあるそうだ。

【メンテナンス】
1年に、1回する。横須賀本部の整備場でメンテナンス検査する。船体はバラバラに解体し、部品はすべて機械元のメーカーに送り返し新たに新品につけかえる。いうなれば、耐圧殻だけが昔のままで中身はすべて新しいものに取り替える。

【潜航について】
毎分40mでの潜航で行動は9時間。
船体に水圧を感じるのは4000m位からでハッチがおされる、窓がきしむ音がするそうだ。
電池や酸素の量的に9時間、緊急時の予備バッテリーや酸素など5日間は生命維持ができるようになっている。 

6500mに潜るのに2時間半往復5時間で、海底には2ー3時間しかいれない。
以前、1200m位のところに投棄された看板や冷蔵庫を見つけた事があるが、水中拘束防止のために、人工物や得体しれないものに近づいてはいけないという規定やルールがある。
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しんかい6500の窓13センチある
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【食事事情について】
宇宙食ならぬ深海食というものはなくパイロットは食べている時間がないので、ほとんど片手でたべれるもの特にサンドイッチ(場合によっておにぎり)が奨励されている。
それは、オートパイロット機能もあるが、絶えず前方や計器を確認しないと衝突の危険性もあるので、基本的に食事時間がとれないためだ。
【トイレ事情について】
大小の携帯トイレ持参。用を足すと固まる。しきりはバスタオルを使う。
ファンに脱臭目的で活性炭がついているのそれで匂いを押さえれる構造になってるそうだ。OI004631OI004681
母船よこすか
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