仕事がはねたあと、歴史の教科書を買いに教科書販売所へいってまいりました。
3月に、四谷大塚とサピックスの中学入試分析会にいったのですが、両方の分析会で指摘されていて、かつ印象に残ったのが、
(1)歴史のビジュアル出題が増えていること
(2)時事問題は、一票の格差が出題されるだろう
の2点でした。
(2)については、朝日新聞の今解き教室のおまけでついてくる電子教材など解かせて対策していますが、公民が未修なのでなかなか進まずにおります。
(1)については、桜蔭だかどこかで(不確か情報w)、教科書の図版・写真がそのまま出題されたということで、ビジュアル的には、歴史教科書をおさえておいたほうがいいなあ~、と思い、歴史教科書を買おうとでかけたわけです。
以前から、中学高校の国語教科書は、文学におけるCANON研究のひとつとして、目通ししていたのですが(段ボール箱5箱分ほど、研究室に積み上げてあります)、歴史教科書、ましてや、小学校の歴史教科書はまったくおさえておりませんでした。
いや~、最近の歴史教科書すごいですね。バリバリカラーぢゃないですか!
山川出版社の「新世界史」(柴田三千雄、辛島昇ら編集)を聖典としていた世代の人間からしたら、図版資料と教科書が融合したような印象があります。いまの子どもたちは、歴史の勉強たのしいでしょうね。週刊誌みたいで。
さて、上の写真は、購入してきた、「中学」歴史教科書です。
はい。小学校の歴史教科書、残念ながら、おいていませんでした。
学校等に配布が終わった、4月16日から、一般販売開始だそうです。
出直さなくては
ついつい、楽しそうなので中学歴史教科書(自由社の「新しい歴史教科書」含む)3冊、買ってきてしまいました。
内容は、あくまで教科書ですから平易で読みやすいですし、ストーリー満載で、中学受験にいいかもしれません。なんといっても、中学受験の出題者は、日常的にこれらの教科書使っているわけですから、影響うけているでしょうし。
まだざっと3冊、瞥見しただけですが、気になった点が2点ほどww
ひとつめは、教育出版の教科書に、柳宗悦と八田與一が登場していること、帝国書院の教科書に、知里幸恵が登場していること。うれしいけれど、マニアックだ。
ふたつめは、自由社の教科書の、「憲政の常道」の説明がちょっと不十分だということ。
総じて、どの教科書も、ほんとうによくできていますが。
とりあえず、明日から、子どもといっしょに、図版チェックしようと思います。
案外楽しそうです~。
新しい歴史教科書―市販本 中学社会/自由社
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