長男と幼稚園の見学に。 | おちこぼれ大学教員の毎日

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毎日をのんべんだらりとすごす、ダメ教師の日常を赤裸々に語った世紀の問題日記! アカデミックというより育児が中心か?

今日は、長男をつれて、幼稚園の見学に行った。
最近は、どこも3年保育が一般的らしく、
わが家の長男もまだ2歳半なのだが、
来年4月の入園の案内DMが地域の複数の幼稚園から届く。
そのなかから、ハデなイベントを企画している幼稚園を
えらんで、子供と一緒にあそぼう! というわけである。
その幼稚園は、ポニー乗馬や、動物たちとのふれあい、
アンパンマン・ショーにピーターパン人形劇、と
とにかく盛りだくさん。
風船やヨーヨー、ミニ体操にシャボン玉のおみやげつき、
とこれでもかこれでもか、と「子どもごころ」を
くすぐってくる。
じつは、子どもが楽しむであろうともくろむ「親のこころ」
が真のターゲットなのだが。

ぼくも例にもれず、長男をつれこの幼稚園に突撃したわけである。

まずは長男を自転車の前かごにのせ、30分かけて、その幼稚園へ。
むろん、自分の運動不足解消がかくれた目的。
到着したらなんと一番乗りで、列の先頭へ。

入場と同時に、おそらくはメインイベントと思われるポニー乗馬に直行。
ザンネン! 長男くん、あまり関心をしめさず。
彼がその後もっともはまったのは、園庭の遊具。
はい。みっちり2時間、遊具で遊んでくださいました。
そうです。遊具で遊ぶ幼児の世話ほど大変なものはありません。
すべり台やら、平均台やら、トラブルになりそうだなと思ったら、
愛する息子のもとに駆けつけねばなりません。
それは親の使命です。
しかーし! 幼稚園の遊具は、ふつうの公園とちがって
すべて園児サイズ。
園児の身長にあわせてゲートが作ってあるので、
駆けつける大人は常に中腰で動かなければなりません。
しかも、周囲の保護者(お母さんたち)の視線もある(涙)。

「頼むから、動物とのふれあいや、ピーターパン・ショーに集中してくれ!」
という親の願いもむなしく、わが子は遊具のみに
彼の主たる関心を傾注してくれました。

今日の教訓:子どもは、親の思惑どおりには育たない。(金言)