仕事から帰ってきて、熱闘甲子園。

朝起きて、甲子園第一試合を見る。

 

甲子園の時期はいつも自分が高校球児だった頃を思い出します。

 

父の影響で小学4年生から始めた野球。

 

人よりも少しだけ運動神経が良くてレギュラーで試合には出れたけど

チームを引っ張るほどの選手じゃなかった。

 

高校2年の時、三年生が引退して、新チームが始まるときに、

皆でキャプテンを決めないといけなかった。

 

俺は小、中学までキャプテンなんてやったことなかったし、

自信もないし、親にも「キャプテンの親は大変だから」って本気で

止められてた。

親には散々野球で迷惑かけてたし、これ以上迷惑かけれないな。

って思ってたけど、本音はキャプテンになりたかったけど

親には当然言うことができなかった。

 

 

いざ会議室で部員みんなと新チームのキャプテンを決めるとき、

皆が誰がキャプテンにふさわしいか投票制で決めることになった。

 

同率1位で俺ともう一人が選ばれた。

 

二人で話し合うことになって、もう一人に

「准史はキャプテンやりたい?」って聞かれたとき

親の気持ちと自分の気持ちがすごい葛藤したけど

「やりたい!」って答えてキャプテンになった。

 

監督のところにいって、

「僕がキャプテンを務めることになりました。

 よろしくお願いします。」って伝えたら、

監督が、「お前が来ると思っていたよ!一緒に頑張ろう!」

って言ってくれた。

 

監督は自分がキャプテンになると分かってたかのように、

握手してくれた。

 

自分に自信がなかったのに、監督の一言で少しだけ

自信が付いたのを覚えている。

 

親にキャプテンになったことを伝えるのが怖くて

帰りの電車の中で「ほんとにキャプテンになってよかったのかな?」

みたいな不安がある中、

母親から「キャプテンは誰がやることになった?」ってメールが来た。

親は俺がまさかキャプテンになるなんておもってないだろうし、

キャプテンになったことを嫌がるかもしれないって思うと、

返事をするのが怖かった。

 

「お母さんごめん。

俺、キャプテンになってしまった。ほんとごめん。」

って送ると、

母親から返事が来た。

 

 

「おめでとう!キャプテンになったからには、頑張ってね。

母さん、応援するから!」

 

 

 

キャプテンなのに全然打てない時も、

試合で勝てない時も、

練習が辛い時も、

 

母親の一言に救われてたな。

 

高校野球は人生の中で一番の経験だし、

今の自分がいるのも高校野球のおかげだと思う。

 

甲子園に出て親に恩返しをしたかったけど、

出れなかったから、

これからの人生でいっぱ恩返しをしたい。