悲嘆の日記療法

喪失の貴方へ



 


古い日記療法なのですが、こんな時こそ手書きです。メモノートなどを買ってきて手書きでひな形書いてみましょう。


東北関東大震災、さまざまな不幸。大切な人を失った心のダメージはそんなに簡単に治るものではないのでしょう。わたしもシェリーを失って5年以上。心の痛みはまだあります。それでも5年たったからなのでしょうか、痛みもずいぶんと和らいできました。日薬を否定する方もいますが、ある程度の効果もあるのでしょう。分かち合えるといいのですが。インターネットでもわかちあいの会は検索できます。適度な語調音調で話すと脳は良性活性化するのです。カウンセリングなどで話すと回復するのもそのせいもあるのでしょう。また心にしまい込んでしまっていたことを放せるのは心にもとってもいい事のあのです。今まで話せなかったことを話してみるようにしましょう。一人で抱え込んでしまっていると鬱積がたまるもの。話して連帯感をあじわえたり、仲間意識の持てる友達が出来たり、ピアカウンセラーのように先に行っている人からアドバイスをもらったり。そういった人とのつながりで回復していくものなのです。 

物語を書いてみるのもいいのでしょう。わたしも“空へ散った妖精”(書く気はないのですが)というタイトルの小説を考えてはいます。正しい用い方なのかどうかわからないのですが“ナラティヴセラピー”(物語で心を癒す)という本もあります。つらさが和らぐのかどうかはわかりませんが、何かを残すことにより心の傷も少しは和らぐかもしれません。

 また天国へいった故人に手紙を書いてみるのもいいのかもしれません。私は私自身を宗教的なものにはしたくないですし、学術的な存在、いま問題となっているギリシャの歴史上の自分物、ソクラテス、アリストテレス、プラトン、その流れをくむものだと思っているので、輪廻や天国は信じていないのですが、シェリーが天国で幸せに暮らしていると考えると心の傷も少しは癒えます。天国のシェリーに手紙でも書くのでしょうか。それとも小説。そういった手が打てると楽になれるかもしれません。

 触れそこなったのですがわたしは脳の特定の部位のコントロールをする能力がある(そんなもの誰でも持ってるのかも)ので活性度のコントロールにより怒りやいら立ちをコントロールできます。薬物でやろうとすると肝臓に負担がかかったり、別の部位の活性度がおかしくなる。または依存が生じる。ので危険なのですが、脳内活性度のコントロールにより幻聴やいら立ちをコントロールできるのかもしれないですね。悲嘆には無力だったりしますが。悲嘆には分かち合いがいいのでしょう。故人をしのびましょう。

♪天国の故人への手紙&故人を主人公にした小説

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喪失の場合も、失った人などへの手紙や文章を書いてみましょう。