前から人の視線が苦手ではあるけど、最近また緊張しやすくなったと思う。

ずっと肩こりがひどく、背中も痛い。

首を動かすとボキボキゴリゴリ鳴るし、時々、頭痛もある。

視線恐怖症、赤面症、人前が苦手なこと。

前に社会不安障害(=社交不安障害?、=SAD)と診断されたことがあるけど、ずっと発達障害や睡眠障害に気を取られていたので何の対処もしてこなかった凝視タラー


緊張したときの反応


緊張すると、首、肩、背中がガチガチに固まって、上手く動かせなくなる。

動かそうと思うのに力が入ってしまう。

力んでいるから猫背で不自然な姿勢になる。

そして緊張して落ち着かないので、ずっと手で顔を触ったり髪を触ったりしている。

人から変に思われているんじゃないか、と考えるとさらに緊張する。


赤面症でもあるので、顔が赤くなっていないか気になってしまう。

冬はまだ良いけど、春先から秋にかけては10分歩くだけで顔が真っ赤になるので、じろじろ見られやすく恥ずかしい。

マスクをしていても、マスクで覆えていない部分が真っ赤なので気づかれる。


前は書痙が出た時もあったけど、今のところ出ていない。


緊張しやすい場面


①『作業所で対面の座席に座って待っているとき』

最近、特に緊張する場面。

人との距離が近いので緊張するし、待っているときに静かだと余計に緊張する。

睡眠不足の時はソワソワして落ち着かないので、普段よりこの時間が苦手に感じる。


対面の座席は前から苦手だった。

ただ、対面座席タイプの電車ではそこまで緊張していない。

作業所の至近距離での対面座席よりは距離があるからだろうかはてなマーク

それでも鞄を触ったり、時計を触ったり、スマホを取り出したりして落ち着かない感じになる。


②『座っている人達の前を通るとき』

駅のホームとか、ショッピングモールとかで、そういう場面が出てくる。

座っている人達が前を向いているときに、視線が気になって、前を通るのが緊張するから嫌だなと感じる。

姿勢や歩き方が変じゃないか、服装が変じゃないか、歩いているから顔が赤くなっているんじゃないか、などが気になってしまう。

実際に緊張して歩き方が変になると、ジーッと見られたりする。


③『向かい側の駅のホームに人がたくさんいるとき』

視線が気になって緊張する。

東京に住んでいた頃にメガネをかけなくなった理由の一つ。(コンタクトもしていない)

はっきり見えると余計に緊張するので。

今も遠くをみる必要がある時以外はメガネをかけていない。

でも見えていないことで「見られているかも」と想像してしまっている部分もあると思う。

見えないことが眼精疲労に繋がるらしいので(確かに目を細めている)、メガネの常用を考えてもいいかも。


④『緊張している時に大きめの物音がするとき』

子供の話し声など突然声が大きくなるような予測のつかない物音があると、緊張感が高まってビクビクする。


歌舞伎や能の笛の音、附け打ち、抑揚のある台詞まわし、はビクビクして緊張する。

緊張するけど観たい気持ちが勝っているので観劇には行くニコニコ

歌舞伎ではイヤホンガイドを毎回借りるため、少しは音の響きがマシになる。


これまた駅のホームで、通過する列車、とくに貨物列車のような大きな物音がする場面は怖くて緊張する。


⑤『観劇中』

ライブを含めて舞台鑑賞中にも緊張してしまう。

なぜなら、ステージと対面だから…。

これこそ自意識過剰だと言われても仕方のない場面だと思う。

けれど、人と対面していることに変わりはない。

「自分が見る側なんだ」「私が応援するんだ」という意識を強く持つように努めたい。(でもそれだけで改善できるものではない)

最近は年齢を気にしたり初めての現場も多かったりして、浮いているんじゃないかという不安が大きいのかもしれない。

遠かったり人の頭で見づらかったりすると観劇という面では残念ではあるけど、緊張はしない。(歌舞伎は一番お手頃価格のチケットを購入するので3階後方が定位置)

逆によく見える席や真ん中の席、上手下手に来たときの演者の立ち位置からの正面は緊張しやすい。

緊張するので見れないことが多く、何しに行っているんだろうと落ち込むこともある。


⑥『お茶出し、電話対応、受付、複数人の前で話すこと、会食、血圧測定、10分以上歩くこと(赤面する距離)、など』

すでに緊張しやすいとわかっている場面なので、避けようとしてしまう。


パソコンは扱えても事務の仕事は苦手なものが多かった。

電話は聞き取れないし、緊張するからパニックになり舌がもつれるし、話の内容が入ってこない。

食事は対面が普通なので、当然私には苦手な場面。

新年会などはただ食べれば良いだけでなく周りの人(知らない人)と話しもしないといけないので、本当に参加したくなかった。

結局、上手く話せず変な顔されてその後は会社で避けられたり、ホテルのスタッフの人にも可哀想な目で見られて恥ずかしかった。


血圧は昔から高めで(家が寒いから)、緊張や睡眠不足でさらに高くなるので困る。

読み上げ機能があると緊張してしまう。


私が社会不安障害になった原因?


ネットで調べて「そういう人は自意識過剰だ」と書いてあると、それだけでショックを浮けてしまう。

余計に緊張してはいけないんだと思うし、恥ずかしいと思うので、人前に出た時の不安感が高まる。

過去の経験によって学習したことなのに、病気でない人にとっては自意識過剰だとしか思えないんだろう。

そういった誤解をされていると思うと、ますます人が怖くなる。


小学4年生の頃、自分の服が全部洗濯されていて姉の肩パッド入りのセーターを着させられた時があった。(姉がディスコに通っていた時代)

母も姉も「全然おかしくない」「誰もそこまで気にしていない」と言ったので信用して登校したら、すぐに気づかれてクラスメイトから変だと言われてからかわれた。

帰宅してそれを話すと2人とも気まずそうにしていたので、「全然おかしくない」「誰もそこまで気にしていない」が嘘だったとわかった。

なので「誰もそこまで気にしていない」「人のことなんて見ていない」等と説得されたところで、過去の経験からそれが正しくない時があることを知っている。


大学生の頃、友達と大阪駅で待ち合わせをしていた。

エスカレーターから降りたところで友達が近寄ってきたと思ったら「○○ちゃん、白くてめちゃめちゃ目立ってるよ」「人が多くてもすぐにわかった」と言われて驚いた。

とにかく生まれた時からずっと「白い」と言われ続けている。

生まれ落ちた時から白かったらしい。

日焼けしないタイプの白い人は時々見かけるけど、私は日焼けするタイプの青白い方。

なので夜道でビックリされたり、10月にオレンジ系のメイクをしていると意図せずハロウィンメイクになってしまいビックリされる。

通りすがりに至近距離からジーッと見られることも多い。

浮いているんじゃないか、目立っているんじゃないか、と思うことは決して自意識過剰なわけではない。

実際に経験したこと、言われてきたことなので根拠がある。

K-POPアイドルとか韓国の人をみていると同じくらい白い人がたくさんいるので嬉しい。


赤面症についても同じ。

ネットで「自分が思っているより赤くない」「そんなに人のことは見ていない」など、社会不安障害の人に向けて書いてある。

「そんなに人のことは見ていない」は前述のとおりなので省略。

顔色は鏡を見ればわかる。

トイレの鏡、手鏡…どれも茹でダコのように顔全体が真っ赤になっている自分の顔が映っている。

経験によって、顔の熱さで今どれくらい赤いかがだいたいわかる。

思い過ごし、というような説得力のない言葉をどうして書けるのだろうと思う。

それくらい他人事なんだろうな。


小学低学年くらいの子達が遠足なのかで歩いているのを見たとき、1人だけ顔全体が茹でダコみたいに真っ赤になっている子がいた。

他の子は普通の顔色なのに、その子だけ真っ赤だった。

私もあれくらい目立っているんだな、と思った。


ほかにも、友達から「挙動不審」と言われたこともあった。


身長が164センチなので平均より高く、周囲が女性だとはみ出している感がある。


30代後半になってから手術で治してもらったけど、受け口だったことも人目を気にするようになった原因だと思う。

今でも気になる。


見た目以外では自信のなさや不安感の強さが関係していると思う。

特に仕事面で自信が持てない。

今はB型作業所なので雇用契約でないため工賃は出るものの、無職になっている。

それなのに睡眠障害で通えない日も多い。

今後もし人に教える仕事、実績を伴うハンドメイド販売やフリーランスのような働き方ができれば、少しは自信に繋がると思う。

ただ実現できるかどうか。


人から好かれるより嫌われる経験が圧倒的に多かった。

子供の頃から変わっているとよく言われてきた。

いじめはどこに行ってもついて回る。

今ようやく作業所に行くようになって、初めていじめがない環境で過ごせているので有難い。

ただし好かれるとは違うので。

40年以上生きてきても外出していても恋愛できていないので、今世で人から好かれるのは諦めている。

せいぜい「いい人」止まり。

攻撃されないだけでも有難いと思わなければ。

意地悪な人が苦手。


発達障害者への世間の風当たりが強い。

ニュース記事のコメントには必ず「こういう人は発達障害じゃないか」と書いてある。

何でも悪いことは発達障害だと言われるし、偏見がすごい。

なので人が怖いと思うのも自然なこと。

発達障害だとわかってから、さらに人が怖くなり自信もなくなった。

私自身は自分の変わっているところが好きだけど、他人がそう思ってくれないことは理解している。


治療する?


凝りが酷い、疲れやすい、観劇を楽しめない、人の目が見れない(人間関係への影響)、目立つ場面や緊張しやすい場面を避けてしまうなど、マイナス面が多いので治るといいなとは思う。

だけど積極的に治す気力はない。


薬の治療はしたくない。

だいたい眠気の副作用があるため、睡眠障害がある私は使いづらい。

ただでさえ非24時間で睡眠時間2回あるのに、そこに眠気の副作用となると、生活がめちゃくちゃになる。


認知行動療法。

新たに「意外と大丈夫だった」経験を増やしても、過去の経験が消えるわけではなく比率の変化しかないので、私の場合は変わらないと思う。

40年以上で圧倒的にマイナス経験が多い人生なのに、急にその比率が逆転すると考える方が非現実的なので。

パブロフの犬現象も“忘却”がポイントだと思うので、忘却の魔法をかけられない限り、新しい経験だけを信じるのは難しい。

私には治療するための行動によるストレスの方が負担になりそうだなと思う。


出来事の受け取り方を無理やりポジティブに変えるのは、真実から目をそらしているだけだと思う。

私もそうしていた頃があった。

友達からきついことを言われても「友達だからアドバイスしてくれている」「一緒に遊んでくれているから相手も私を友達だと思っている」と自分を納得させていた。

だけど友達と遊んで帰宅すると酷い言葉を思い出して涙が出る。

それがずっと続いた。

何年も経ってから自分は辛いと思っていると自覚して絶交した。

次に仲良くなった友達も同じ、その次の友達も同じで、しばらく経つといじめが始まるいつものパターンになった。

30代になって、私はいじめをする人のことを嫌いなんじゃないかと思うようになり、そういう人と仲良くしようとするのをやめた。(それまで嫌いな人はいなかった)

無理やりポジティブになるより事実はありのまま受けとる方が良いと思う。

そうしないと自分が傷ついていることに気づけない。


認知行動療法に向かない人の特徴に、不安感や落ち込みが大きいとか、治療がストレスに感じる人などと書いてあった。

私は向かないタイプだと思う。


改善策を自分で考える


私の場合は自分で考える方が合っているように思う。

私は思い込みで社会不安障害になっているわけではなく、負の経験の蓄積により人が怖くなっただけの当たり前の反応が出ているだけなので。


書痙が出なくなったのは、体調不良の原因(発達障害、睡眠障害)がわかったことで不安になることが一つ減ったからだと思う。

電車であまり緊張しなくなったのは慣れたから。

慣れたことで不安になることが減った。


不安になる要素を減らすこと、がポイントみたい。


不安になる場面で、何が不安なのか書き出して、減らせるところを探そう。


あとは先に書いたように、仕事面での自信をつけることかな。

できるかどうかはわからないけど、実現に向けて行動しよう。