自分がベリーダンス習っていたからというのもあるけど、漫画も面白かったし、ドラマも毎週見ていた。(たまにテレビでは見逃してTVerだったけど)

こういう展開だろうな~という予想とは違う作品で、すごく面白かった。

田中さんのキャラクターも際立っていたけれど、一人一人が個性のあるキャラクターだったことも魅力があった。


私が習っていたのは10年ちょっと前なので、ベリーダンスは今よりもっとマイナーな習い事だった。

でも漫画になって、さらにドラマ化して、もしかしたらベリーダンスブームが来たんじゃないかとワクワクしていた。

私は膝の靭帯を痛めているからもう一度習うのは難しいけど、まだコイン付きのヒップスカーフがあるし、家で練習くらいはできるかなとか考えていた。


最近のニュースで原作者の方の意向とドラマ作品がずれていたこと等を知った。

人気がある作品なので、そのニュースが大きくなってきたなと思っていたら原作者の方が自殺されて、驚いたしショックだった。


自殺の原因をsnsで想像してあれこれ言う人が多いけど、それは本人にしかわからないことなので、勝手に決めつけるのは良くないと思った。

私はよく自殺したくなるので、自殺した時に自殺理由を勝手に決めつけられるのは嫌だなと思う。


いま私が死んだら「孤独が原因」と噂されそう。

絶対に、絶対に違う。

孤独なんてようやく最近気づいたくらい。

これが孤独というものか、という感じ。

なんだか人間に近づいた気がする。

でもB型作業所が決まったら忘れそう。

おそらく定型発達の人の方が孤独を感じやすいんじゃないかな?

ちなみに、私の尊敬する人物の一人がロビンソン・クルーソー。

無人島に1人の状態が一番自分の力を発揮できそうな気がする。


私は前に同人誌活動をしていて、オリジナルの創作小説で参加していた。

自分のアイデアで作ったものだけど真似してもらってもオッケーという気持ちでいた。

だけど、クオリティが低いせいか誰も真似してくれなかった。

そもそもあまり売れなかった。

それでも買ってくれた人たち、ありがとう。

手芸で販売も少しやったけど、こちらも売れず。

3ヶ月売り上げ0円で撤退。

でもプレゼントしたら喜んでもらえるので、やはり誰かに喜んでもらえるのは嬉しい。


自分の気持ちとか伝えたいことって

『伝わる人には何をどうやっても伝わる』

と思っている。

誤解されたり表面的にしか捉えてもらえないことが大半であっても、それでもわかる人にはわかる。

多数決なら負けるかもしれないけど。


芸術作品じゃなくても普段の会話でも同じ。

10割説明しても全然伝わらない人がいて疲弊するけど、極たまに1割も言っていないのに私自身より言いたいことを理解してくれる人もいる。

全然親しくないのに。

そういうところが人の不思議な部分。



私は発達障害と診断されていて世間の風当たりは強いし、それでなくても子供の頃からどこにいってもいじめられる側だし、睡眠障害はわけのわからない非24時間型で治らず、これのせいで普通に働けないからB型作業所に行く予定で、都会の大企業にもいたのにまさに転落人生だし、40代なのに付き合ったことがないし、友達は25才からいないし、それまでもなんとなくいじめられる関係性だったし、発達の特性は人によりけりだから発達障害の人なら仲良くなれるというわけでもなく、話が必ず合うわけでもなく、両親他界でたまに連絡取り合っているのは姉1人、毎年10月から5月は季節性うつ病期間、過敏性腸症候群持ちで、現在は逆流性食道炎のせいで話しすぎると喉から血のにおいがする。


よく自殺したくなるのになぜ実行しないのか?


①うつ病という認識があるから

 うつ状態じゃなくなったら気持ちが変わる可能性があるから。

 毎年だし、いつものことなので、さすがに慣れた。


②いずれ人間は皆死ぬから

 自殺という行動を取らなくても、ぼーっと生きているだけで毎日死に向かっている。

 死にたいと思っても、思っていなくても、同じ。

 目的に応じた行動をしなくても、同じ。

 今日1日生きていられる保証もない。

 早く死にたいというのは明日があると信じている人が考えること。

 私はそうは思えない。


 たまにイライラして人類滅亡しろとか、地球滅亡しろとか思うのは、地球の明日があると思っているからか…。

 宇宙のことはよくわからないので、望まなくても今日中に全部吹っ飛ぶかもしれない。

 

③芸術が好きだから

 地球と似た惑星があっても、パラレルワールドがあっても、異世界転生しても、全く同じ芸術と出会えるだろうか?

 例えば、葛飾北斎の『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』が好きだけど、パラレルワールドに同じ作品はあるのだろうか?

 あったとして本当に同じなのか?


 人との出会いが一期一会なのはわかるけど、芸術作品も一期一会ではないかと思っている。

 同じ曲順のコンサートツアーがあったとしても、会場ごとに雰囲気も盛り上がりも感動も違うように、異なる時間軸では微妙に違ってくるんじゃないかと。

 なので今世で出会える芸術作品にはなるべく出会っておきたい。

 少し遠出しても時間を費やしても出会っておきたい。



 そういう意味でも、個性的なキャラクターに展開の読めない作品が作れて、多くの人を楽しませることのできる芸術家が一人いなくなってしまったことが残念。

 続きを読むことはどうやってもできなくなってしまった。

 異なる世界線であっても、それはまた別の作品となってしまう。


 私は人との出会いを大事にしろと言われても無関心なのでできないけど、なぜか芸術だけは大事にできる。

 そして今までたくさんの芸術に出会えてきた。

 この人生、芸術との出会いだけは恵まれていると思う。