弘前を起点にはじまった小とりっぷは、新青森駅から新幹線に乗って海峡をわたります。新青森~木古内(新函館の手前)間は50分ほどです。

 

【北海道新幹線】

2016年3月、東北新幹線の終着«新青森駅»を出て、«奥津軽いまべつ駅»の後、津軽海海峡をわたり、«木古内駅»から«新函館北斗駅»までが開業。

この後、新幹線は«新八雲町»~«長万部»~«倶知安»~«新小樽»(奥沢の水源地辺り)を経由して«札幌»までの全線開通は2031年の予定となっています。待ち遠しい限りですね。

  

 

【木古内駅

木古内駅は不思議な駅で、JRの駅舎の目の前が道の駅「木古内」という一体型。ここでレンタカーをしてドライブ開始、港町・小樽まで250kmを越える長丁場です。

  

しかし、先ずは、話題のレストラン「どうなん des」…でお昼ご飯…なんです。テヘッ

 

【どうなん des

地方活性化で名を馳せた、奥田政行シェフのプロデュース。道の駅にありますが、料理も接客も、並みの道の駅レストランの遥か上、本物志向です。


高い天井に木材を組み木したお洒落な内装に、地元主婦や観光客が集います。今回のランチは、軽めに食べたっかので、スパゲティ単品です。

■日替=帯広の豚トロ、木古内産キャベツのペペロンチーノ 1300円


パスタを三種戴きましたが、美味しかったのは、自家製の塩漬け豚肉を使ったもので、これが美味かった。軽く火を通しただけのキャベツの様に、素材自体の味がストレートに活かされた料理は、北海道らしさ満点で、満足度高し。
 

□アマトリチャーナ  1,200円                □カルボナーラ   1,400円
  
 

この様な地方再生を謳う食堂では、自分の好みで注文を選ぶことは控え、お店の方と話してお奨めメニューを選ぶと、美味しい一皿に巡り合える可能性が高くなる気がします。
次回は、パスタランチなどでは無く、シェフお奨めのディナーコースを戴きたいですね。

 

【トラピスト修道院

北斗市にあるキリスト教カトリック、フランス発祥の厳律シトー会による女人禁制の修道院を、外から見学。

 

1896 年(明治29 年)、ヨーロッパ等から訪れた修道士がこの地を訪れ、日本最初の男子トラピスト修道院を創設。翌年、フランス人のジェラル・プーリエが修道院長に着任、石の多い荒地を開墾、農耕、牧畜、酪農に力を入れて地歩を築きました。

  

 

現在の赤レンガの建物は最初の修道院が焼失したため、1908 年(明治41 年)に建てられたもの。ここで作られるバター、クッキー、飴は、北海道を代表する名産として全国に広がり、長い間、愛され続けています。修道院に続く門前の道や、周辺の散策路は四季折々の花々に彩られる他、春から秋には、駐車場にある直売店でソフトクリームが販売され、人気を集めています。トラピスチヌ修道院は函館郊外にあり、女子の修道院となっています。

 

 

【大沼公園】

活火山の北海道駒ヶ岳の火山活動でできた大沼、小沼などの湖沼からなる国定公園で、ラムサール条約の登録地でもあります。

 

 

大沼には大小126の小島が浮かび、アウトドアスポーツのメッカとして道民の人気スポットです。大沼という地名はアイヌ語の「ポロ(大いなる)+ト(沼)」に由来。[沼ぬま]と云う名称ですが、[湖みずうみ]というのがチッと面倒ですね。

 

[沼の家]

串に刺さず、ソースの海に沈んだ俵型の一口大の団子を、パクッと爪楊枝で戴きます。ソースの味はあんこ、みたらしと胡麻(胡麻は本店限定)2種セット。駅売りからはじまり、初代がこの個性的な団子を開発、今や大沼訪問者の必須訪問の人気店です。

 

 

[おおば製パン]

イーストを添加せず、小麦粉と水を混ぜたタネを自然発酵、焼くのは薪のかまど。とても手間が掛かり、最早誰も使わない、古代ヨーロッパでの製パンをされているのは、大場隆裕氏。

 

 

カンパーニュなどのハード系パンが有名ですが、パウンドケーキなどもいいみたい!

 
 

【森町】

[いかめし]で有名な町。榎本武揚が土方歳三等を率いて上陸、五稜郭の戦いのはじまりとなった地でもある。

 

 

デパートで出張販売している「いかめし」の本店、柴田商店は駅前にありますが、殆ど、ここで買う人はいない様で、夕方に行くと売り切れ店仕舞いでした。

 

 

寿司屋[鮨おおね田]

「こんな町にミシュラン一つ星★が?」と気になっていたお店(森町の皆さま<(_ _)>)。

銀座で修行されたご主人が故郷で独立、都心の高級寿司の雰囲気で、内浦湾の魚を握ります。JRsのお奨めは‥[一番美味いネタはこちらをどうぞ・鮨おおね田]


 

[大ネタ]と云う、寿司屋に成るべくして産まれた様な名字の大将。お任せでお任せで、楽しませて戴きました。名前が厚なら、大ネタ厚!ギャフン(≧∀≦)

 

さて、森町に一泊した後、道央に向けて再出発です。