鶴見駅の東口、徒歩４・５分にある中華料理店「桃林」と書いて「トウリン」と読みます。名物はトンポーロー（牛ばらご飯）。
東口にある、曹洞宗大本山の総持寺を見学した後に、立ち寄りました。
藍色の暖簾が中華料理店らしくなく、渋味を醸しだしています。
メニューを見ながら考えていると、女将さんが「そんな悩むな！」と云わんばかりに眼を飛ばして、プイと居なくなってしまいました。確かに、シンプル、飯物、焼きそば、汁そばの３種類に分類され、牛肉、五目、海老などの順列組み合わせで構成されています。
訪問したのはお昼時の12時頃、店内の四人掛け席は埋まり、大テーブルで、おばちゃんたちと相席です。この日は少々暑かったので、先ずは、一杯。
■瓶ビール キリン大瓶
本日戴くのは、やっぱり、名物のこれ！
■牛バラご飯 750円
神奈川の角煮ご飯と云えば『海員閣』のトンポーローが有名ですが、ここのお肉は牛肉、八角がしっかり効いて香ばしいです。脂身をほんのりまとった、しっかり赤身肉で、とろけるとは云いませんが、柔らかく煮えていて、ボリュームもたっぷりです。
五目焼きそばはこんな感じ。
■五目焼きそば 750円
麺は茶色い味付の麺。食感は余り良くありませんが、蒸し焼きするとソバだけでも戴ける、焼きそばに合った麺です。
五目は豚肉、海老、いか、きくらげ、タケノコ、それに小松菜、白菜などの野菜が入っています。さっぱり上品な塩味のとろみあん掛けです。
気さくな町の中華料理店、こう云う店がある町は元気なんですよね。
（2017年5月訪問）