云わずもがな、京都を代表する和菓子店。
高級な会席用ではない、庶民派のまんじゅう、団子、羊羹、赤飯などが並びます。でも、並ぶのはお菓子だけじゃなく、買い物客も大行列。これは、浅草「亀十」を超える、和菓子屋の日本一では!?
「出町柳」の町になる、行列の金平糖の店「緑寿庵・清水」から川をわたった反対にある、一番人気の和菓子屋さん。名代の「豆餅(いわゆる、豆大福)」だけじゃなく、よもぎ大福、五色団子‥等をゲット。
最近では京都アニメーション製作のアニメ「たまこマーケット」の主人公たまこの家のモデルにもなったと云われているお店。昨今流行の「聖地巡礼」っちゅうヤツですもあります。
30分待たされましたが、それだけの価値はあります!
物凄い数が売れますので、ほぼ作り立てを戴けるので、美味い訳ですね。直ぐに食べたいので、鴨川デルタで買い喰い決行です。
購入は以下の四品。
◼︎名代豆餅 180円 ★★★★★
◼︎よもぎ餅 190円 ★★★★☆
◼︎五色団子 190円 ★★★★
◼︎羊 羹 180円 ★★★☆
豆餅はお餅の伸びが半端なし!柔らか、しっとり、もっちり、餅米自体の仄かな甘味。
豆は柔らか、塩っ気は関東より控えめ、あんこの甘さも控えめで、上品な作りです。
あんこは「こし餡」。軽く一個ペロリ!3個位イケそうな気がします。
似た商品の「黒豆大福(190円)」は粒あんですので、間違わない様に、お気を付けください。
蓬モチには「ヨモギ」の量は半端なし、たっぷり入って、草っぽさが最高!
五色団子は、桜、蓬など、味の異なる五色団子。それぞれ、ほんのりの甘味がGOOです。
東京一番の行列店「亀十」でも感じたのですが、最も美味しい餅・団子は【薄利多売】であること、両店とも、店の奥で作られた餅・団子などが直ぐに店に並び、大勢の店員の手によって、どんどん回転していきます、つまり、いつでも出来立てってこと。
だから、その場で食べたい、その場で食べると最高に美味い。この【薄利多売】理論が、庶民は和菓子の良い店のポイントな気がします。
数年前、京都アニメ製作「たまこマーケット」(舞台が出町升形商店街)の和菓子屋としてもしられています。次来る時は、商店街を訪ね様と思います。
(2017年3月初訪問)