市立船橋サッカー部優勝祝賀会出席のご報告
先日、市立船橋高校サッカー部の、「第90回全国高校サッカー選手権大会優勝祝賀会」に、出席してきました
会場は、千葉県幕張にある、『ホテルニューオータニ幕張』と、とても素敵な場所
ご来賓の方々も船橋市長に始まり、もちろんサッカー関係者(大学、高校、中学等々)も多くの方が出席しており、また地元選出された『野田総理』や、同校サッカー部出身のお笑い芸人ペナルティの『ワッキー』の電報が披露されるなど、とても盛大なものでした
皆さんもご存じの通り、劇的な逆転優勝から気がつけばもう1ケ月が経ちますが、会の途中で優勝までの映像が流れされると会場も大盛り上がりとなりました
途中、歓談の際には、朝岡監督やコーチの方々にもご挨拶をさせていただき、少しお話をさせていただく事ができました。
ジュニオールOB(現高2に2名、現高3に1名)の近況を聞こうとお話をした所、それぞれ技術面では高いものを持っていて、且つそれぞれ特徴があり、試合において特別な違いや変化をいれられる、面白い選手達だとおっしゃっていただきました。
これは大変ありがたいお話で、良く子供達を観ていただけていることに感謝
それを聞けたことで、
選手達の将来像を見据え、あるひとつの型にはまる選手になるのではなく、多数の選択肢を持てる、なおかつ自分の長所を最大限活かせる(出せる)選手になってほしいという、これまでのジュニオールの方向性が間違っていなかったのだと、卒業していった子供達が教えてくれているように思いました。
ただ…、
左胸にポンポンと指を差しながら、どの選手もメンタル(気持ち)の部分がいまひとつ足りない。
大事な場面、苦しい場面で、自分のプレーを出しきれない、押しきれない所がある所をご指摘いただきました。
『おっしゃる通り』なんです。
こだわりを持つからには、その自分の目的を見失わない、ブレない強さを持つ事が必要なんです。ジュニオールの選手達も、日本ではトップレベルに近い位置にいると思います。
あとは、いかに自分の要求を上に上に求め続けていく事ができるかが、大切なのかなと。
例えば、サッカーにしてみたら、
どんな魅せるプレーをしても、どんな面白いプレーをしても、やはり試合に勝てなければ、それも喜び半分、楽しさ半分ですよね。
競技スポーツである以上、勝ちに対する執着は失ってはいけない。例え、良いサッカーをしていても負けて納得していてはいけないし、勝つ事ができたとしても、より高いレベルで勝てるように求めていきたい。
この年代、勝つ事だけに拘りすぎて、現在(いま)一番大事な事を疎かにしてはいけないのだけれど、それと同じぐらいに根本的な競技スポーツとしてのシンプルな部分、勝負への拘りも決して忘れてはいけないのだと思います。
誰もが考えている、対極とされる部分、『内容』と『勝利』。
やっぱり、ただ『勝つ』事にこだわるのではなく、『勝ち方』にこだわるようにしていきたいですね
朝岡監督の言葉は、そのままOB達にもそのまま話をしてきました。
現在は、『FCバルセロナ』が世界一として、とても魅力的で、なおかつ強いサッカーを魅せてくれています。
が…、
もしかしたら、それ以上のサッカーがあるかもしれません(…よね、たぶん)
何が正解かは分かりませんが、その答えを求めて、多くの事に挑戦できる事はとても素晴らしい事であり、幸せな事ですその過程で辛い事や逆境があったとしても乗り切れるよう、子供達には、自分の中にある『甘さ・弱さ』を打ち消す事の出来る、『本当の強さ』を身につけてほしいと思います。
と、いろいろと考えさせられる、本当に実のある一日となりました
和泉キャプテンの挨拶。
現高校2年生、ジュニオールOBの宮川泰来くん。
国体では千葉県代表に選出され、全試合スタメン出場し、全国優勝に貢献
残念ながら今回の選手権にはメンバー入りできませんでしたが、来年はトップ学年ですので、ぜひ後輩たちにプレーする姿を見せてほしいと思います。
『頑張れ』