つまらない、
くだらない、
自分ばっかり、
刺激なんてない、と言い訳だらけ
目標はある、なんて言うけれど、それが本当かは、さっぱりだ。
ボンヤリの中に細孔な世界、
目を凝らせば、同じじゃない同じが見えてくる。
自転車の並ぶ街角に、
地下鉄に続く階段に、
ゴミのたまった排水溝に、
気付かなかったマクロな扉。
もっともっと踏み込みたくなる。
あーしたい、
こーしたい、
あーするべき、
口だけ達者な自分にいらつく
なんとかなる、
問題ない、
やれば出来る、
口癖になった変わり身の術
あいつはあいつ、なんて言うけれど、自分の弱さを認めたくないだけ。
ボンヤリの中に細孔な世界、
目を凝らせば、同じじゃない同じが見えてくる。
いつもの電車のホームに、
排気ガスを浴びる街路樹に、
街を飾る電光掲示板に、
気付かなかったメゾな扉。
立ち止まるのがおっくうだ。
彼も彼女もオレもお前も、
ボンヤリの中の細孔な世界で……
もしかしたら、
今度こそは、
次こそは、
未来は作れる、いまならわかる。
通りすぎる人々の無機質な顔に、
使わないアドレス帳に、
嫌いな奴の思わぬ仕草に、
気付かなかったミクロな扉。
やるしかない!
いつか歩むみんなの道に、
見えた未来の細孔な世界を、
いま、僕の手で橋をかける
気づかなかったミクロな扉
もう、止まることなんてできやしない。