音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)/岡田 暁生 | じゅんの方丈記

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その時、その時気になった事を書いていきます。

岡田暁生氏の「音楽の聴き方」を再読しました。


5年前に一回読んでいるのですが、今回はこの間買った3色ボールペンで線を入れながら読んでみました。





「思うに最も幸福な瞬間にあっては、音楽それ自体の素晴らしさはもはや意識に上ってこない。音楽は一つの場の中に消滅する。そんなとき私たちは、音楽それ自体を聴いているのではなく、音楽の中に鼓動を聴いているのだ。まさにそういる稀有な体験と出会うためにこそ、音楽を聴く意味はある」と岡田氏は言っています。


滅多にCDを聴いてこんな経験をする事はないのですが、実際にそういう事はあります。


僕の場合ヴァント&北ドイツ放送交響楽団でブラームスの交響曲第2番を聴いた時がそうでしたし、グールドのバッハの「ゴルトベルク変奏曲」を聴いた時もそうでした。


そして何よりも3年前解説書を片手にリヒター&ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団のバッハ「マタイ受難曲」旧盤を聴いた時でしょう。聴き終った時しばらく他の音楽が聴けなくなるぐらいでした。


面白いなと思ったのは「そもそも私は体質的に、身体を動かさずに粛々と音楽を聴くということが、あまり得意ではない」と書いてるところですね。


実は僕も「身体を動かさずに粛々と音楽を聴く」ということが苦手というか、出来ません(・・;)


コンサートに行ってもつい手が動いたり、足でリズムを取ったりしてしまいますから。


僕からすれば「『粛々』とよく聴いてられるなと」と思ってしまうのですが、僕の隣に座った人にとっては迷惑な話だと思います(・。・;





クラシック音楽が好きな人、又クラシック音楽に興味を持っている人にはお勧めです。久しぶりに色々と教えられ、考えさせられる事の多い本でした。


音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書)/岡田 暁生



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下記の2冊もお勧めです。


特に「西洋音楽史」は吉田秀和さんの「名曲300選」と合わせて読む事をお勧めします。


 




西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)/岡田 暁生



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CD&DVD51で語る西洋音楽史 (ハンドブック・シリーズ)/岡田 暁生



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名曲三〇〇選―吉田秀和コレクション (ちくま文庫)/吉田 秀和



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LP300選 (新潮文庫 よ 6-1)/吉田 秀和



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