「ビューティフル・マインド」 | じゅんの方丈記

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その時、その時気になった事を書いていきます。

やっと「ビューティフル・マインド」を読み終わりました。
年末から読みだして約2週間ですか。約950ページある本ですから時間がかかって当たり前といったら当たり前なのですが(*_*) 
ノンフェクションですから小説のようにストーリーに乗って一気にというわけにはいきませんでした。

統合失調症を発病し、30年間入退院を繰り返しながら奇跡的は回復をしノーベル経済学賞に輝いた数学者ジョン・ナッシュの半生を描いています。
映画「ビューティフル・マインド」の原作と言えば分りやすいかもしれません。
いちを原作になるとは思うのですが、映画とはかなり違いますがします。
ナッシュが打ち立て、ノーベル経済学賞の対象になったゲーム理論については僕は全くわかりませんでした。
何せ文系の人間でして、数学は中学、高校時代大の苦手で(笑)
それよりもナッシュが罹患した統合失調症(特に妄想型)について知るにはいい本だと思います。
そして病を患う事が決して悪い事ではないという事を教えくれる本でもあります。
「非合理性から合理性への帰還、正常な人生の快復は偉大な事です! しかし、おそらくそれほど偉大な事でもないでしょう。ここに、一人の画家がいると考えてください。彼は精神病を患っていましたが、理性的になりました。でも、うまく描けないと思ってください。彼は正常に行動できるようにはなりました。でも、それがほんとうの意味で治癒と言えるでしょうか? 救済と言えるでしょうか・・・・ きょうからのわたしにすばらしい仕事ができないかぎり、わたしは快復の理想例である、とは言えないと思うのです」精神科医たちの前でノーベル賞受賞後ナッシュがマドリードでおこなった講演から(P908)

ビューティフル・マインド: 天才数学者の絶望と奇跡 (新潮文庫)/シルヴィア ナサー

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